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【政治】

栗東市長に野村氏初当選 自民推薦

2010年11月1日 00時25分

 滋賀県栗東市長選は31日投開票され、無所属新人の元市議野村昌弘氏(44)=自民推薦、公明支持=が、ともに無所属新人の前副市長中村洋三氏(62)=民主推薦、社民支持=と元市議馬場美代子氏(65)=共産推薦=を約4300票の大差で破り、初当選した。当日有権者数は4万7649人。投票率は44・69%で、過去最低となった。

 当選後、野村氏は「まず財政問題を片付ける」と財政再建を誓い、中止となった新幹線新駅計画跡地の街づくりに意欲を示した。選挙戦では引退を表明した国松正一市長の路線継承と44歳の若さを掲げ、16年の市議経験で培った保守層票を取り込んだ。

 中村氏は民主党とのパイプを生かし、国と県の支援を受け市政課題を解決すると訴え、馬場氏は教育・福祉中心の市政転換を主張したが、及ばなかった。

 ◇栗東市長選確定得票

当 10,884 野村昌弘 無新<1>

 =自公

   6,522 中村洋三 無新 

 =民社

   3,635 馬場美代子 無新 

 =共

 ◇野村昌弘(のむらまさひろ) 44

石材会社専務(元)市議長・栗東青年会議所副理事長▽守山高     

(中日新聞)

 

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