日本、アルジェリア破り２次リーグ進出…世界バレー

日本・アルジェリア　スパイクを決める山本

　◆バレーボール　女子世界選手権第３日（３１日、東京・国立代々木競技場ほか）　１次リーグを行い、Ａ組の世界ランキング５位・日本は、同１４位のアルジェリアを３―０で破り、開幕３連勝で２次リーグ進出を決めた。ペルーを破って３勝としたセルビアとともに、２次リーグに進める同組４位以上が確定した。アルジェリアは３連敗。

　第１、第２戦から先発を大幅に入れ替えた日本は竹下（ＪＴ）や栗原（パイオニア）のサーブなどで得点を重ねて２セットを連取。第３セットも迫田（東レ）の活躍などで奪った。

　ポーランドはコスタリカをストレートで下して今大会初勝利、コスタリカ、ペルーと１勝２敗で並んだ。

　Ｄ組で韓国と２連覇を狙うロシア、Ｂ組で北京五輪金メダルのブラジルと２大会ぶりの優勝を目指すイタリアが２次リーグ進出を決めた。

　１日は各組とも休養日で試合は行われない。

　真鍋政義・日本代表監督「サーブレシーブがまだいまひとつだが、きょうはスパイクが良かった。迫田が最高の働きをした。ミスが少なく、苦しい場面も決めてくれた。一戦一戦ベストを尽くしたい」

　ムルド・アルジェリア監督「日本は速さがあり崩すことができなかった。（試合前は）楽しんでプレーするように言った。セッターとリベロが機能しなかったのが敗因」