「やっほー、シグナム」
「ああ、主はやて」
本局のある一角。そこで対面した二人は、互いに声をかけた。
「主は何かお仕事ですか?」
「ん? ああ。ちょっとな小用でな。と言っても今日はこれでお仕事終了。後は家に帰るだけや。シグナムは?」
「私も丁度家に戻ろうと思っていたところです」
「そっかー。新婚さん、やもんな」
「……ええ」
そう言って、シグナムは柔らかな笑みを見せた。
――シグナム・スクライア。それが今の彼女、烈火の将シグナムの名であった。無限書庫司書長であり、
はやてにとっても馴染みの友人でもあるユーノ・スクライアと結婚して早一ヶ月。ある日突然八神家へとやってきたユーノの
「シグナムをお嫁さんに下さいっ!」発言やら、色々と騒動を巻き起こした結婚式やらは、今もはやての記憶に鮮明に残っている。
そして現在シグナムは八神家を離れ、ユーノと二人暮らしをしていた。ユーノは「僕がそっちに行ってもいいし、
何だったら別に一緒に住まなくても」と言ってくれたのだが、こちらが拒否したのである。はやて達としては、
新婚生活を二人で満喫させてやりたかったために。
「そっか。ユーノくんは元気? 最近あんまり会えてへんねんけど」
「ええ。主人なら元気です。ただ、相変わらずというか、熱中すると寝食を忘れてしまうのが問題といえば問題ですが」
「ほー、主人、か。いやもう言ってくれるなー」
「そう呼ぶと、私が彼とちゃんと一緒になれているように思えて嬉しいのです」
優しく微笑むシグナムに、「おー暑い暑い」と手をぱたぱたさせるはやて。その隣でふわふわ浮くリインも、「暑いですー♪」と笑っていた。
本局の廊下をとことこと歩く二人。すれ違っていく局員の一人を見た時、シグナムは振り返り、その女性へと声をかけた。
「おい」
「え? 何ですか?」
問いかける女性局員。シグナムは彼女のところへ歩いていくと、そのネクタイを締め直した。
「ネクタイが曲がっている上に若干乱れている。服装の乱れは風紀の乱れへと繋がるからな。これを言うと体面だけを気にさせそうで何だが、
他人から悪く見られないためにも、服装には十分注意しておけ」
「は、はい……」
顔を赤らめてそれだけ答えると、女性局員はそのまま廊下の向こう側へと駆けていく。その姿を見て、シグナムは溜息をついた。
「だから緊急時以外廊下も走るなと…まったく」
「いやいや、あれは照れてたでー」
「からかわないで下さい主」
「いや、実際シグナムは男女関係なくモテモテやねんから。結婚発表されたとき、どんだけの人間が血の涙を流したと思ってんの」
言われ、シグナムは沈黙する。実際結婚を公式に発表した時や結婚式の際、シグナムの結婚に反対する者やユーノを亡きものにしようとする連中が現れ、
それを止めようと嘗ての機動六課の面々が奮闘したのは最早管理局の伝説として語り継がれつつある。ちなみにシグナム自身も
「人の良人に手を出すなぁぁぁ!」と戦い、レヴァンテインを片手にウェディングドレス姿で教会を駆けるその姿はまさに戦乙女に相応しく、
さらに彼女のファンが増えたとかなんとか。
「……私がそういった意味で愛しているのは彼唯一人です」
「わかってるって。あーもー熱いなー」
「これはもー氷結魔法が必要かもしれんね」と呟くはやてに、シグナムは少しむすっとした顔をする。
そのまま歩き出そうとした彼女であったが、そこでふと思いついたようにはやての方へと顔を向けた。
「そういえば主、今夜は誰か家にいるのですか?」
「ん? ヴィータは泊り込みのお仕事やしシャマルは夜勤やし、
ザフィーラはなのはちゃんのとこへヴィヴィオをあやしに行ったし…せやから今夜は私らだけやね」
「そうですか。
……では、今夜はうちにいらっしゃいませんか? こちらの生活も落ち着きましたし、そろそろ主達を誘おうと思っていたので」
「ああ、それはええかも「ちょ、ちょっと待ったっ!」……?」
頷きかけたはやての台詞に介入してくる声。それは、先程までシグナムの横で特に喋ることなくふわふわ飛んでいた烈火の剣精・アギトだった。
「? どないしたんアギト」
「い、いや……
ほら! うちのロード新婚したばっかりだろ! そんな夫婦の間に入るのもなんだし、断った方がいいかなー、と思ってさ!」
「別に構わんぞ? 結婚からこのかた主達とはあまり話が出来なかったから丁度いい機会だと思っているし、主人も快く迎えてくれるだろう」
シグナムの口にした「主人」の言葉に、焦っていたアギトの顔色が変わる。
「ってあいつも家に居るのか!?」
「ああ。今日は家で一日先日発掘した遺跡に関するレポートを纏めると言っていたからな。仕事も休みのはずだ」
「げ……!」
顔を引きつらせるアギト。不思議に思うはやては彼女に尋ねようとしたが、アギトはその前に叫ぶようにはやてへと懇願した。
「な、なあ、今日はフツーに家に帰ろうぜ!? メシを作るのが億劫なら外食でもいいじゃねえか! なんだったらアタシが作ってやるし!
だからさ、わざわざメシ食いに人の家にお邪魔するってのは……」
「ええやんええやん。折角シグナムが招待してくれるんやから。
ほんじゃシグナム、お願いなー」
「はい。今日は腕によりをかけて作らせて頂きましょう」
こくりと頷くシグナム。喜ぶはやてとリイン。
それに対し、アギトはがくりと絶望の面持ちで肩を落とすのであった。
「ほー、ここが新宅か。地図で場所がどこかは見せてもらってたけど、実際来るのは初めてやね」
「あの頃は主達もお忙しかったですからね。アギトは久しぶりにここに来るな?」
「あ、嗚呼……」
尋ねるシグナムに、顔を引きつらせたまま頷くアギト。
「そっか。アギト、最初の頃は住んどったもんな」
得心するはやて。そう、如何に新婚で家族とは別居するとはいってもアギトはシグナムの融合機。名義的にもシグナムの預かりとなっているため、
二人の家の部屋数に余裕があることもあって一緒に住むことにしたのだ。
「でもアギト、すぐにこっちに戻ってきたですよね? どうしてですか?」
「もうじきわかるよ……バッテンチビ」
肩を落とし、まさに「この世の終わりだ」といった面持ちで入り口のドアを見つめるアギト。
疑問を持ったリインとはやてが事情を聞こうとしたその瞬間、『ソレ』は聞こえた。
「ただいま〜! ユノユノ〜♪」
「「―――!?」」
ドアを開けると同時、甘い声で玄関の中へと突入していくシグナム。その姿はまさに、往年の少女マンガのヒロインのごとし。
ありえないその姿に石化している二人の前に、更なる有り得ない光景が待ち構えていた。
「おかえり。シグシグ」
「ああ、離れていたのは寂しかったぞ、ユノユノ♪」
奥のドアががらりと開き、現れるユーノ。ばっと両手を広げ、シグナムを抱きしめる彼。そして見つめあい、言葉を交し合う二人。
それを見た、いや見てしまった二人の思いはただ一つ。
―――アレ、誰?
あのだらしなく夫の胸の中でごろごろ甘える猫のごとき女は?
その言葉を逐一受け止め、あまつさえ全部の歯が虫歯になりそうな程甘い台詞を吐きまくる男は?
普段の、精悍な炎の騎士と冷静な知の番人の印象が、音を立てて崩れ去っていく。
「シグシグ、今日は怪我とかなかった?」
「ああ勿論。それにどんな怪我になろうと、お前が治してくれるんだろう?」
「当然だよ。シグシグが相手なら、例えどんな恐ろしい病や深い怪我でも治してみせるさ」
「ふふ、ありがとうユノユノ♪」
愛を囁き合う二人。そこはもう、二人だけの固有結界と化していた。入り込めない。入り込めないったら入り込めない。
いや、万が一入り込んだ日には、あのリンディ茶をも超えていそうなストリベリった空間の餌食になる。
どうすべきかとはやて達が苦悩していると、アギトが二人へと声をかけた。
「おーい二人ともー。アタシ達が来てるんだが」
そこでようやくハッとなり、二人ははやて達へと視線を向けた。抱き合っていた手を離し、二人で横に並ぶ。
「ああはやて、来てたんだ。いらっしゃい」
「あ、ああ、うん…お邪魔、させてもらうな?」
「で、ですよ」
頷き合って玄関口から上がる二人。シグナムは時計を見ると、はやてに向かって言った。
「主、手早く夕飯を作らせて頂きますので、リビングでお待ち下さい。
――それではな、ユノユノ♪」
「うん♪」
最後の台詞を聞いてまたしても顔を見合わせるはやてとリイン。それを見たアギトはぽつりと呟く。
「……だから、アタシは来たくないって言ったんだ」
「へ、へえ……広い部屋なんやね」
「うん。僕もシグシグもそこそこ給料を貰ってるからね。お互いあんまり使わなかったから貯蓄は十分あったし、
今後のことを考えて広めのところをとったんだ」
ユーノに一通りの部屋を説明してもらったはやてとリインは、今は居間へとやってきていた。
成程、部屋数も多数、それぞれも十分なスペースを持っており、大きさを考えればスクライア夫婦どころか八神家全員が住むことも可能なくらいである。
部屋に関してもユーノの本や遺跡出土物を保管するための資料室やシグナムが訓練するため壊れにくいよう内装を強化した上に様々な機器を置いたトレーニング室があり、
風呂好きな彼女の嗜好を反映してか、浴室も備えつけられたものとは違う立派なものへと改装されていた。
「そっか、いやなかなかええとこやなあ。
そ、それで聞きたいことが一つあるんやけどな?」
「どうしたのはやて。幾らかかったのかとか?」
「そんなことやなくて……
シ、シグシグっていったい何?」
「え? シグナムに対する呼び方だけど」
勇気をだして問いかけたはやてに、さも当然のごとく答えるユーノ。その顔はまるで、
地球人が「太陽は東から昇って西に沈む」と言われた時のごとき表情だった。
「い、いや、そうやなくて、なんでシグシグなんて呼び方してるんかなあ、って」
恐る恐る、はやては言う。
彼女の知っているシグナムは精悍でかっこ良く、誤解を恐れず言ってしまえば、「男らしい」女性である。
断じてシグシグと言われ、笑顔でその相手に抱きつくような女ではない。現にずっと前、冗談交じりで彼女に「シグちゃん」と呼んでみたことがあったが、
「そんな呼び方はしないで下さい主っ!!」と真っ赤になって言われ、
挙句最後には「もしそのような呼ばれ方をされ続けるのであれば……」とレヴァンテインを持ち出されてきた憶えまである。
そのシグナムが。ヴォルケンリッターの将が。栄えある古代ベルカの騎士が。『シグシグ』など。
しかし、そんなはやてとリインの切なる願いも、なんでもないような口調で放たれたユーノの台詞によって砕かれた。
「いやだって、シグシグがそう呼んで欲しいっていったから。だったら僕もユノユノって呼んで、って。
外じゃお互いちゃんと名前で呼び合ったり主人とか妻とか言ってるけど、家じゃいつもこうだよ?」
ピシリ。
何かが爆ぜた気がする。それはきっと、これまでの彼と彼女へのイメージだろう。
なんだかいたたまれなくなり、はやてはキッチンへと走る。
――そうだ。料理を手伝おう。何か作業をしていたら気も紛れるだろうし、こんな不思議空間には……
「シグナム! ちょっと料理手伝わせぇぇぇぇ!?」
「? どうかなさいましたか、主」
そこには、なんかが、居た。
絵・はっかい。様より
たなびくポニーテールの桃色の髪。片手に持たれた鋭い包丁。瑞々しく、健康的な肌。
そしてそれを覆う、白いエプロン。
裸エプロン―――そう呼ばれるモノが、燦然と立っていた。
「どうしましたかはやてちゃぁぁぁぁ!?」
引き続いてキッチンへとやってきたリインも叫びを上げ、はやてと同じように動きを止める。
一方リインと同時に部屋にやってきたアギトは、「やっぱりかよ」といった顔をして、ジト目でシグナムのことを眺めていた。
「どうしたのはやて、リイン」
二人の叫びを聞き、とことことやってくるユーノ。彼の声を耳にして、ぎぎぎ、と首だけをそちらに向けたはやては、続けてぎぎぎ、
と腕を上げ、シグナムの方へとその指を向けた。
「あ、あ、あ、あ、アレ……」
「シグシグ」
きょとんとした顔でシグナムを見つめるユーノ。
ああ、さすがに彼も眉を顰めている。これでこのおかしな状況も少しは是正される。はやてはそう思ったが。
「二人とも、どうして驚いてるの?」
ビキィッ。
その言葉に、今度こそはやて達は完全無比に石化した。
「さあ……?
ああユノユノ、もうちょっとで出来上がるから、居間で待っておいてくれ♪」
「うん、シグシグ。今日の夕ご飯は何?」
「シチューだ。しかしその、時間が無かったので、レトルトに頼る羽目になってしまったのだが……」
「シグシグの作る料理ならなんだって五つ星だよ」
「――ありがとう、ユノユノ♪」
そのまままたひしっ!と抱き合う二人。暫くして離れると、ユーノは手を振りながら居間へと戻っていく。
そこまでいったところで、ようやくはやて達は再起動した。
「ってなんじゃそりゃぁぁぁぁ!!」
「何がですか? 主」
「何がってそれやそれ! その格好はいったいなんや!?」
言われ、シグナムは自分の姿を見直す。戦いに明け暮れる騎士というのにその艶やかさを失わぬ肌、
何もつけていないというのに形を崩すことなくエプロンを持ち上げている豊満な胸。
そして染み一つ無いエプロンの裾を僅かに持ち上げるその姿は、最早男の浪漫の具現といってよかろう。
しかしその当人といえばそんな格好に何の疑問も持たぬ様子で答えた。
「ですが主。新妻はご飯を作る際、この格好をするのが基本ではないのですか?」
「誰やそんなことを言うた奴はっ!?」
「リンディ提督とレティ提督が。それにユノユノも喜んでくれたので、結婚一年目はこれで通そうかと」
「あの二人――!!」
頭を抱え、その場にうずくまるはやて。
あの二人のことだ、新婚夫婦をからかって言ったつもりだったのだろう。まあそういう「プレイ」を
暗に示していたのもきっと間違いない。
しかし、相手はシグナムである。あのシグナムである。剣に生き、主への忠誠に生き、戦いに生きてきた女性である。
故に、そういった色恋沙汰といった点に関してはリイン以上に純粋培養、不純な物など一切無し。
性行為の具体的内容すらユーノと付き合うようになるまで知っていたかどうか怪しいような相手である。
ユーノはどうだか知らないが、きっと彼女は間違いなく素で信じている。新婚夫婦の妻はご飯を作る時裸エプロンになるものと信じている。
あの目は本気だ。
「主。それで一体何のようでこちらにいらして」
「……ああ、もうええ。何でもないんや」
最早何も言うことなど出来ない。
ひたすら――ひたすら疲れた表情で、キッチンから出て行くはやてだった。
「「「「「いただきます」」」」」
手を合わせた、口にする言葉。それはミッドではない習慣であったが、地球の文化に慣れ親しんだ八神家やスクライア家では馴染みの光景であった。
それぞれスプーンやフォークを手にし、料理をつまむ。シチューを口にしたはやては「うん」と小さく頷いた。
「おいしいおいしい。なかなか出来るようになったやないの、シグナム」
「いえ主。これはレトルトですから」
少し苦い顔で答えるシグナム。その服装は普通の私服になっており、先程までのエプロンだけをつけた姿というわけではない。
恐らく「あの格好はご飯を作るときにするもの」とリンディ達に言われたからだろう。こういう愚直なところが彼女らしいといえばらしい。
あの後ユーノと仕事など新婚生活以外の件について話をし、それが自分の知る彼だったことで何とか己を取り戻したはやては、くい、
とスプーンを掲げる。
「いやいや、そんなことはないで? シャマルなんてそれでもアウトやねんから。
つい先日もちょっと任せてみたら、作らせたのはレトルトカレーやったのにえらいことになってな。異臭までして近所で騒ぎに」
「……シャマルの奴」
目頭を押さえ、呟くシグナム。その姿を見て、「ああ、私の知ってるシグナムや……」と安心するはやて。しかし、その安息の時間もここまでだった。
――そう、シグナムが向いてしまったのだ。ユーノの方へと。
「ユノユノはどうだ? 美味しい?」
「うん、美味しいよ、シグシグ」
「本当か? 大丈夫だな?」
「本当だよ。嘘だと思うんだったらほら、あーん」
ぶばっ!
飲みかけていたお茶を噴き出すはやて。
先程から一緒に居る相手が如何に家族とはいえ人目を気にせず臆面もなくやらかしていたが、
まさかこんなことまでやるとは。色ボケにもほどがある。
呆然と二人を見つめるはやて達には一切気付かず、ユーノはスプーンの先をシグナムへと差し出し、シグナムもまた、一切の躊躇無くそれをぱくりと咥える。
「ん……」
「ほら、美味しいでしょ?」
「ダメだ。ユノユノが食べさせてくれるんだから、美味しいに決まっている。これでは本来の味の評価など出来ない」
口元に手をあて、上目遣いでいってくるシグナム。その言葉にユーノはシグナムの右手を掴み、持っていたスプーンの先を自分に向けさせた。
「だったら、僕にもシグシグから食べさせてよ。シグシグが食べさせてくれたものなら、どんなものでも美味しいに決まってるからさ。
だったらシグシグも安心でしょ?」
「ああ、そうだな。じゃあ、あーん♪」
「あーん♪」
ぱくり、と迷うことなくスプーンを口にくわえるユーノ。「うん、美味しいよ」と満面の笑みで言うそのしぐさは、本当に幸せそうだった。
永遠と続く食べさせあい。最早真っ白になったはやては、ぽつりとリインに呟く。
「なあ、リイン……」
「はい、です……」
「夫婦って、なんなんやろうなあ」
「ごめんなさい。リインには難しすぎてわからないです」
「そっかあ……」
「はい……」
「夫婦の形って、色々あんだよ。きっと、さ……」
遠い目をしたアギトはそう呟く。
そしてそのまま、三人は飽きることなく食べさせあいを続ける仲むつまじい夫婦の姿をじっと見続けるのであった。
ちなみに後日。
「なに? 夕飯を食わせろ? 全くあつかましい奴だなヴィータ。
まあいい。ただ今日は自宅で食べる予定だったから、食わせるとしたらそちらでとなるがそれでも構わんか?」
「おういいぜ。ついでだからおめーらの新婚夫婦っぷりをじっくりと拝ませ「「ダメェェェェ!!!」」
おわる。
あとがき
というわけではっかい。様原案・挿絵、ほーがしおん作のユーノ×シグナム話をお送りさせて頂きます。
はっかい。様曰く、このシグナムは将として騎士としてあろうとしたシグナムが、初めてユーノという甘える場所を見つけ、弾けた結果ということです。
ちなみにそこまで口調が変わっているようには見えませんが、同じ場面でもユーノに話す時とはやてに話す時では声色が全然違うとのこと。
壊れすぎだぜこの馬鹿ップル!
ちなみに絵のキャッチフレーズは「表登山道の限界に挑戦してみました」。
凄いぞ本当にギリギリだ!
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