知財の本質的価値の評価だけでも100以上のパラメータを用い、更に無効化その他のリスクに関する数学表現、市場その他の環境的要因などを多階層概念構造で考慮して開発。
①パラメータ
特許権者、国際特許分類、請求項の数、代替可能性、ライセンスの有無、提訴した拒絶査定不服審判の有無、提訴された無効審判の数、その技術分野の先願ないし後願特許出願数 等
② リスクの数学的表現
特許権は無体財産であり、突然無効になるリスクがある。これを評価の目的に応じて適正に反映する数学および物理モデルを採用している。
③ 専門家の主観に沿う評価結果
世の中にはいろいろな予測ないし評価ソフトウェアが存在するが、それらの出力は専門家の直観に沿わないことも多い。そうした齟齬を最小化できるアルゴリズムを採用。
こうした手続を経た結果、フォーカルモデルによる評価結果は多数の評価者(知財専門家)に納得がいく妥当なものになっている。