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羽田 本格国際空港でスタート

10月31日 18時55分 twitterでつぶやく

羽田空港では、31日から32年ぶりに国際線の定期便の運航が始まり、これまでの国内線中心の空港から本格的な国際空港としてスタートを切りました。

32年ぶりとなる国際定期便の第一便は、日本航空のサンフランシスコ行きで30日夜は、搭乗ゲートの前で記念のセレモニーが行われました。そして、大勢の社員が手を振って見送る中、216人の乗客を乗せた第一便の旅客機が国際線ターミナルビルを離れ、日付が変わった31日午前0時4分、サンフランシスコに向けて飛び立ちました。また、午前6時39分には、到着の第一便となる全日空のバンコクからの便が国際線のターミナルビルに着きました。このあとも次々に国際定期便の発着が続き、ターミナルビルでは、31日就航した台湾や香港などの航空会社のセレモニーが相次いで行われました。台北から観光で訪れた男性は「空港がとてもきれいだ。成田空港と比べて東京に近く、とても便利になる」と話していました。31日は、国際線の乗客だけでなく、ターミナルビルを見学にきた人も大勢いて、江戸の町並みを再現した「江戸小路」の飲食店は、昼食時には長い列ができていました。本格的な国際空港となった羽田空港は、31日から11の都市と国際定期便で結ばれ、来年2月までに順次増えてロンドンやニューヨークなど世界17都市と結ばれる予定です。