大砲データベース(日本−WW2前中−海軍砲)


  名称に下線が付いているものは、クリックするとその大砲の詳細データが見られます。

No. 名       称 口径 口径比長 最大射程
(最大射高)
初速 俯仰角
※1
弾丸重量 発射速度 カテゴリ 年代
[mm] [m] [m/sec] [deg] [kg] [発/分] [西暦]
1 九三式十三ミリ機銃(単装、連装、四連装) 13.2 75.76 6400
(4150)
800 -5〜+85 0.052 450〜500 機銃 1933
2 九六式二十五粍機関銃(単装、連装、三連装) 25.0 60.00 7500
(5250)
900 -10〜+85 0.25 230 高射機関砲 1936
3 三年式八糎単装高角砲 76.2 40.00 9800
(5900)
680 -5〜+75 5.99 13 高角砲 1914
4 九八式八糎高角砲 76.2 60.00 13000
(9000)
900 -10〜+90 5.99 28.0 高角砲 1938
5 九八式十糎聯装高角砲 100.0 65.00 18700
(13500)
1000 -10〜+90 13.00 21.7 高角砲 1938
6 三年式十二糎単装砲G型 120.0 43.92 15828 830 -7〜+33 20.413 7 艦砲 1914
7 十年式十二糎単装高角砲 120.0 45.00 15600
(10000)
830 -10〜+75 20.413 10 高角砲 1921
8 短十二糎砲 120.0 5800
(3100)
290 -15〜+75 13.00 10 沿岸砲
高角砲
対潜砲
1943
9 三年式十二糎七聯装砲 127.0 49.33 18474 915 -7〜+75 23.00 艦砲 1914
10 八九式十二糎七聯装高角砲 127.0 40.00 14622
(9439)
725 -8〜+90 23.00 15.4 高角砲 1928
11 試製一式十二糎七単装高角砲 127 23600
(16200)
910 -8〜+85 27 13 高角砲 1941
12 三年式十四糎砲(単装、連装) 140.0 50.00 20574 855 -5〜+35 38.00 10 艦砲
沿岸砲
1914
13 四一式十五糎砲(単装、連装) 152.4 50.00 23100 855 -5〜+35 45.36 10 艦砲 1908
14 三年式十五・五糎砲 155.0 60.00 24000 920 -7〜+55 55.87 5 艦砲 1914
15 短二十糎砲 200.0 12 6500
(3500)
310 -15〜+65 47.00 3 沿岸砲
高角砲
対潜砲
1943
16 三年式二号二十糎砲 203.2 49.21 28900 840 -5〜+55 125.85 3 艦砲 1914
17 四一式三十六糎砲 355.6 45.00 35450 775 -5〜+43 673.5 1.5 艦砲 1910
18 三年式四十糎砲 410.0 44.62 37900 785 -3〜+43 1020 1.5 艦砲 1914
19 九四式四十糎砲 460 45 40800 780 -5〜+45 1460 1.5 艦砲 1939

上表のデータの一部については、防衛大学校教授「堤 明夫様」に、お持ちの資料にて確認して頂きました(感謝)。

赤字で示した数値は、旧海軍の史料上で確認できるもので、これらのデータの内、口径、口径比長、初速、弾丸重量の
4項目については、呉海軍工廠砲熕実験部が作製した「弾道関係諸元表」の記載の値、その他の赤字のデータは
海軍砲術学校「兵器学教科書」等に記載されているものだそうです。

なお、初速データは上記史料による「計画初速」で、いわゆる「射表初速」は基本的にこれより−5程度になるそうで、
世に出回っている一般出版物ではこの「射表初速」で書かれているものからの引用が多いそうです。

緑字で示したものは「海軍砲術史」 (刊行会編 昭和50年 非売品)に記載されているもの、それ以外の黒字の部分は、
WebSiteの管理人「いちのへ」が、市販の出版物(例えば、「日本の戦艦」著者:泉 江三、など)から転載したものです。

また、俯仰角については、砲塔形式によって異なる場合もありますので、参考程度と考えてください。

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作成:2002/12/22 Ichinohe_Takao
更新:2005/01/31