“ビデオは検察判断で編集”
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“ビデオは検察判断で編集”

10月28日 15時55分 twitterでつぶやく

仙谷官房長官は、参議院内閣委員会で、尖閣諸島沖で起きた中国漁船による衝突事件で那覇地方検察庁が国会に提出したビデオ映像は、全編ではなく、編集されていることを認めたうえで、編集は検察の判断で行われたという認識を示しました。

中国漁船による衝突事件をめぐって、那覇地検は、海上保安庁が撮影したビデオ映像を、衆議院の要請に応じて、27日に国会に提出しました。これについて、28日の参議院内閣委員会で、自民党の議員が、提出されたビデオ映像は編集されていたが、なぜ編集したのかとただしました。これに対し、仙谷官房長官は「海上保安庁から那覇地検に送られたビデオ映像は、私たちが見たもののほかにも数種類あるのではないか。その中で那覇地検が『この部分なら出していい』と判断したのだろう」と述べ、提出された映像は、全編ではなく編集されていることを認めたうえで、編集は検察の判断で行われたという認識を示しました。一方、蓮舫行政刷新担当大臣は、国会内でのファッション雑誌の写真撮影に応じた問題をめぐり、撮影申請書類に撮影目的を記入する際、参議院警務部の職員から書き方を示唆されたと答弁したことについて、「予算委員会で『示唆』ということばを使ったが、適切ではなかった。誤解に基づく答弁で、おわびして撤回する」と述べました。