特許の紹介

「弾芯消耗特性試験法及びこれを用いた複合装甲 構造の最適化手法」

書誌+要約+請求の範囲


【書誌】
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2003−139497(P2003−139497A)
(43)【公開日】平成15年5月14日(2003.5.14)
(54)【発明の名称】弾芯消耗特性試験法及びこれを用いた複合装甲 構造の最適化手法
(51)【国際特許分類第7版】F41H 5/02 F42B 12/04
【FI】F41H 5/02 F42B 12/04
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
【全頁数】13
(21)【出願番号】特願2001−340477(P2001−340477)
(22)【出願日】平成13年11月6日(2001.11.6)
(71)【出願人】
【識別番号】000006208
【氏名又は名称】三菱重工業株式会社
【住所又は居所】東京都千代田区丸の内二丁目5番1号
(72)【発明者】
【氏名】黒部 明
【住所又は居所】神奈川県相模原市田名3000番地 三菱重工業株式会社汎用機・特車事業本部内
(72)【発明者】
【氏名】高橋 浩昭
【住所又は居所】神奈川県相模原市田名3000番地 三菱重工業株式会社汎用機・特車事業本部内
(72)【発明者】
【氏名】小松 寛美
【住所又は居所】神奈川県相模原市田名3000番地 三菱重工業株式会社汎用機・特車事業本部内
(74)【代理人】
【識別番号】100078499
【弁理士】
【氏名又は名称】光石 俊郎 (外2名)
【テーマコード(参考)】2C014
【Fターム(参考)】2C014 KK01


【要約】
【課題】 複合装甲 構造の開発期間の短縮や開発コストの低減などを図ることができる弾芯消耗特性試験法及びこれを用いた装甲 構造の最適化手法を提供する。
【解決手段】 基本要素11の前部には基本要素に侵入する弾芯の長さを制御するための弾長制御板12を設置し、基本要素の後部には基本要素貫通後の弾芯の長さを評価するための弾長評価板13を設置する構成として、弾長制御板の板厚を変えることにより基本要素への侵徹弾長を変化させて弾芯の侵徹試験を行い、弾長制御板の板厚から基本要素への侵徹弾長を求め、弾長評価板へ侵入した弾芯の侵徹深さから基本要素貫通後の残存弾長を求めて、これらの侵徹弾長と残存弾長の関係を直線近似することにより基本要素の弾芯消耗特性を得る。そして、この弾芯消耗特性試験法により求めた基本要素の弾芯消耗特性に基づいて最適な基本要素の配列順序や積層数を決定する。


【特許請求の範囲】
【請求項1】 基本要素の前部には基本要素に侵入する弾芯の長さを制御するための弾長制御板を設置し、基本要素の後部には基本要素貫通後の弾芯の長さを評価するための弾長評価板を設置する構成として、弾長制御板の板厚を変えることにより基本要素への侵徹弾長を変化させて弾芯の侵徹試験を行い、弾長制御板の板厚から基本要素への侵徹弾長を求め、弾長評価板へ侵入した弾芯の侵徹深さから基本要素貫通後の残存弾長を求めて、これらの侵徹弾長と残存弾長の関係を直線近似することにより基本要素の弾芯消耗特性を得ることを特徴とする弾芯消耗特性試験法。
【請求項2】 請求項1に記載する弾芯消耗特性試験法によって1種類又は複数種類の基本要素の弾芯消耗特性を求め、この弾芯消耗特性に基づいて最適な基本要素の積層数を決定することを特徴とする複合装甲 構造の最適化手法。
【請求項3】 請求項1に記載する弾芯消耗特性試験法によって複数種類の基本要素の弾芯消耗特性を求め、これらの弾芯消耗特性を比較することより、最適な基本要素の配列順序と各々の基本要素の積層数とを決定することを特徴とする複合装甲 構造の最適化手法。


【代表図面】


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作成:2004/01/04