特許の紹介

「セルフシャープニング機能を利用した高速飛翔体及びその製造方法」

書誌+要約+請求の範囲


【書誌】
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2003−42700(P2003−42700A)
(43)【公開日】平成15年2月13日(2003.2.13)
(54)【発明の名称】高速飛翔体及びその製造方法
(51)【国際特許分類第7版】
F42B 12/06 12/76
【FI】
F42B 12/06 12/76
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
【全頁数】5
(21)【出願番号】特願2001−231208(P2001−231208)
(22)【出願日】平成13年7月31日(2001.7.31)
(71)【出願人】
【識別番号】000002853
【氏名又は名称】ダイキン工業株式会社
【住所又は居所】大阪府大阪市北区中崎西2丁目4番12号 梅田センタービル
(72)【発明者】
【氏名】金木 正則
【住所又は居所】大阪府摂津市西一津屋1番1号 ダイキン工業株式会社淀川製作所内
(72)【発明者】
【氏名】寺尾 一
【住所又は居所】大阪府摂津市西一津屋1番1号 ダイキン工業株式会社淀川製作所内
(74)【代理人】
【識別番号】100077931
【弁理士】
【氏名又は名称】前田 弘 (外7名)


【要約】
【課題】 局所的に剪断破壊しながら対象物(T)を侵徹するセルフシャープニング 効果の得られる高速飛翔体(B)を容易に製造できるようにする。
【解決手段】 飛翔体(B)を、高比重材料としてのタングステン粒子(1)と金属ガラス(アモルファス金属)からなる金属ガラス粒子とが、タングステン粒子(1)を金属ガラス粒子間にこの金属ガラス粒子をマトリックス層(2)として分散させた状態で一体的に接合されるものとし、対象物(T)への衝突時に金属ガラス粒子のマトリックス層(2)で局所的に剪断破壊しながら対象物(T)を侵徹するように構成する。


【特許請求の範囲】
【請求項1】 高比重材料からなる高比重材料粒子(1)と、アモルファス金属としての金属ガラスからなる金属ガラス粒子とが、高比重材料粒子(1)を金属ガラス粒子間に該金属ガラス粒子をマトリックス層(2)として分散させた状態で一体的に接合されてなり、対象物(T)への衝突時に金属ガラス粒子のマトリックス層(2)で局所的に剪断破壊しながら対象物(T)を侵徹するように構成されていることを特徴とする高速飛翔体。
【請求項2】 請求項1の高速飛翔体において、高比重材料粒子(1)同士は、金属ガラス粒子を介して接合されていることを特徴とする高速飛翔体。
【請求項3】 請求項1又は2の高速飛翔体において、高比重材料粒子は、タングステン粒子(1)であることを特徴とする高速飛翔体。
【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1つの高速飛翔体において、高比重材料粒子(1)と金属ガラス粒子とは焼結により一体的に接合されていることを特徴とする高速飛翔体。
【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1つの高速飛翔体を製造する方法であって、高比重材料粒子(1)と金属ガラス粒子とを混合して中間成形体を成形し、上記中間成形体の焼結により高速飛翔体を製造することを特徴とする高速飛翔体の製造方法。


【代表図面】


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作成:2004/02/08