管理人の記事が掲載されている雑誌のご紹介(2005年分)
・「グランドパワー」 ガリレオ出版 ホームページ
http://www.groundpower.co.jp/
出版社であるガリレオ出版は、通信販売も扱っております。
地方に在住で、最寄の書店にグランドパワー誌が無いという方は、下記URLからお申込みください。
・ガリレオ出版の通信販売
http://www.groundpower.co.jp/tuhan.html
管理人の記事が掲載されている「号」と、その内容は下表の通りです。
掲載誌表紙 | 内容 | 掲載されている図の一例 (下図は縮小したものです、雑誌の掲載図はより大きく見やすいです) |
●ルクレール(第4回)−グランドパワー2005年11月号掲載 ルクレール(第4回)では、ルクレールの派生型について解説しています。ルクレールの派生型には、DNG/DCL戦車回収車、EPG装甲工兵車、PTG戦車橋、MARS試作戦車回収車があります。それぞれの車両について、鮮明な写真や詳細な図面を使って詳しく解説しています(総ページ数28ページ、)。 ・グランドパワー2005年11月号内容紹介ページ http://www.groundpower.co.jp/gp0511_page.html |
図 フランス軍のDCL戦車回収車 図 MARS試作戦車回収車 |
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●ルクレール(第3回)−グランドパワー2005年10月号掲載 ルクレール(第3回)の内容は、「ルクレールのベトロニクス」、「ルクレールRT5の性能」、「ルクレールT6以降の変更点」、「UAEのルクレール(トロピックルクレール)」、「ルクレールの製造」、「ルクレールの配備」などです。 「ルクレールRT5の性能」では、ルクレールの性能を判り易く大きな表にまとめています。 「ルクレールT6以降の変更点」では、シリーズ2のルクレールT6〜T9、シリーズXXIのルクレールT10〜T11について、それぞれの変更点(外観の差異を含めて)を解説しています。例えば、T10以降に導入された戦闘管理システム(BMS)であるICONEについてなども、詳しく解説しています。 「UAEのルクレール」では、アラブ首長国連邦(UAE)で採用されたトロピックルクレールについて解説しています。ご本家フランスのルクレールと、どのような点が異なるのかが判ります。 「ルクレールの製造」では、ルクレールのどの部品が、どの工場で造られ、どこで組み立てられているのかを解説しています。また、ルクレールの製造には、どの企業がどのくらいの割合で関わっているのかも解説しています。 「ルクレールの配備」では、ルクレールがフランス軍のどの部隊に配備されているのかを解説しています。また、フランス軍の新しい戦車連隊級の部隊であるRC80[Regiment de Cuirassiers 80]の編制について解説しています(ルクレールは、基本的にRC80編制の部隊に配備されています)。 総ページ数は53ページ、そのうちカラーページは8ページです。写真は、シリーズ2およびシリーズXXIを中心に掲載する予定です。モデラーの方には、よい資料になるものと思われます。また、ルクレール戦車のベトロニクスや各シリーズの変更点、部隊編成に興味のある方も、是非ともご覧になってください。 <参考WebSite> ・グランドパワー2005年10月号内容紹介ページ http://www.groundpower.co.jp/gp0510_page.html |
図 UAEのトロピック・ルクレール 図 トロピックルクレールの補助発電装置 |
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●ルクレール(第2回)−グランドパワー2005年9月号掲載 ルクレール(第2回)の主要解説は、「ルクレールの砲塔のメカニズム」です。砲塔の構造、防御能力、モジュール式装甲、主砲、弾薬、砲手用照準装置などを図を交えて詳細に解説しています。砲手用照準装置については、レチクル表示や操作方法についても解説しています。ルクレールのFCSの操作が、どのようなものか理解できる内容になっています。 注目して頂きたいのは、ルクレールのモジュール式装甲が一般に言われているようなもの(取外し可能な外装式モジュール)では無いという点です。また、モジュール式装甲と関連して余談ではありますが、自衛隊の90式戦車の砲塔や車体に張られているキャンバスの目的についても軽く触れています。この他、ルクレールのカラー写真を7ページにわたって掲載しています。モデラーの方には、模型制作の資料として有用と思います。 以上、ルクレールや最新戦車のメカニズムに興味のある方には、必見の内容となっています。書店などでお見かけの際には、是非ともお手にとってご覧になってください。 <参考WebSite> ・グランドパワー2005年9月号内容紹介ページ http://www.groundpower.co.jp/gp0509_page.html |
図 砲塔外装部が外された状態 図 砲手用メインパネル |
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●ルクレール(第1回)−グランドパワー2005年8月号掲載 ルクレール(第1回)の主要解説は、「ルクレールの開発」、「ルクレールT1からRT5」、「ルクレールRT5の車体メカニズム」の3項目です。 「ルクレールの開発」では、「EPC:Engin Principal de Combat」(直訳すると「主要戦闘兵器」)と呼ばれる車両の概念研究から、日本では「機能原型」と呼ばれる「MSC:Mulet Systeme Complet」を経て6両のルクレール試作車が作られ、最終的に量産に入るまでの流れを解説しています。 「ルクレールT1からRT5」では、ルクレールの生産ロット(バッチ)ごとの分類に従って細部の違いを解説しています。従来の他誌などの解説では、ルクレールの分類は、量産第1ロット(T1)から第5ロット(T5)と、それらを同じ性能レベルに向上させた(そろえた)RT5までをシリーズ1と大区分し解説するにするに留まっていました。それを、今回は、生産ロットごとに細分化して解説しています(レオパルト2からレオパルト2A4までの細部の違いというような感じです)。 「ルクレールRT5の車体メカニズム」では、シリーズ1の集大成であるRT5の車体のメカニズムを細部に至るまで解説しています。車体のどの位置になにがあるのか、ほぼ完全に把握できると思います。また、操縦席の機器の配置や操作方法や、各コンポーネントについても、詳細に解説しています。例えば、ルクレールのエンジンであるV8Xのトルク曲線なんかは、初公開だと思います。 あと、レオパルト2の解説でもお世話になったステファン氏(元ドイツ戦車兵でレオパルト2の乗員)に、今回の特集のために今年の5月初めに行われた501/503 RCCの駐屯地祭に出向いて頂き、ステファン氏の知人のフランス軍戦車兵から直接話しを聞いたり、普通では撮れないような細部の写真も撮影して頂きました。受領した写真の枚数は、約600枚もありすべて編集部に提出しています。GP誌では、そのなかからえりすぐりのものが掲載されるでしょう(請うご期待)。 なお、今回もさることながら第2回以降も、新事実が目白押しですので、是非とも読んで頂きたく思います。 <参考WebSite> ・グランドパワー2005年8月号内容紹介ページ http://www.groundpower.co.jp/gp0508_page.html |
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●レオパルト2(第4回)−グランドパワー2005年5月号掲載 レオパルト2の第4回目は、レオパルト2の派生タイプの解説です。レオパルト2操縦訓練用の車両やベルゲパンツァー3 ビュッフェル戦車回収車、コディアック戦闘工兵車輌3およびパンツァーシュネルブリュッケ2戦車橋を最新の資料から解説しています。 あと、レオパルト2とは関係ありませんが、第1特集の「日本陸軍 三式/四式/五式中戦車」の中で、「三式中戦車の装甲のなぞ」という記事も書いています。「三式中戦車の装甲がヤスリで削れた」という話について、筆者なりの考察をしています。 地味な内容が多いですが、読んで頂ければ幸いです。 <参考WebSite> ・グランドパワー2005年5月号内容紹介ページ http://www.groundpower.co.jp/gp0505_page.html |
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●レオパルト2(第3回)−グランドパワー2005年4月号掲載 第3回は、レオパルト2の性能向上計画と、各国で使用されるレオパルト2シリーズ の解説がメインです。 性能向上計画については、試作型のTVMから、装甲強化のレオ2A5、火力強化の レオ2A6への流れを詳しく解説しています。レオ2A5のショト装甲の目的、A6の長砲身120mm滑腔砲と、新型弾薬DM53についても、図面を交えて詳しく解説しています。 各国で使用されるレオパルト2では、ギリシャ向けのレオ2HELや、スペイン向けのレオ2Eなど最新情報を踏まえて解説しています。 目玉は、レオパルト2を実際に運用していた方(ドイツ陸軍の軍人の方)からうかがった「性能向上型レオパルト2の問題点」についてです。これまで出された多くの書籍では、「性能が向上した」という「メーカーの言い分?」しか掲載されていませんでしたが、これは明らかな片手落ちだったと思います。なぜならば、改良型にも運用者からみると様々な不満があるためです。とにかく、読んでみると、色々な勉強になること請け合いです。 あともうひとつ注目点があります。スイス軍のレオ2であるPz.87の性能向上型、Pz.87WEの写真と解説があります。この写真と解説は、日本では未だ掲載されたことがないと思っています。Pz.87WEには、ショト装甲とは異なる完全に新型の増加装甲が付いていますが、その外観はとてもカッコ良いものです!!一見の価値があると思いますので、是非ともご覧ください。 <参考WebSite> ・グランドパワー2005年4月号内容紹介ページ http://www.groundpower.co.jp/gp0504_page.html |
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●レオパルト2(第2回)−グランドパワー2005年2月号掲載 第2回は、レオパルト2A4の性能とメカニズムについて解説しています。注目して頂きたいのは、従来、詳しく書かれたことのなかったレオパルト2A4の防御能力について詳細に解説している点です。 特に、第1回の内容では「満足できなかった」という、超ハードな「戦車好き」の方には必見の内容となっています。 <参考WebSite> ・グランドパワー2005年2月号内容紹介ページ http://www.groundpower.co.jp/gp0502_page.html |
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●レオパルト2(第1回)−グランドパワー2005年1月号掲載 第1回は、主にレオパルト2の歴史と生産について解説しています。 歴史については、MBT-70の失敗からレオパルト2試作型→レオパルト2AVを経て、レオパルト2初期生産型、レオパルト2〜レオパルト2A4までの違いを、文章、写真、図を使って判り易く説明しています。 従来市販されていた本では、言葉で説明されるだけで、実際の違いが判り難かったレオパルト2〜レオパルト2A4までの細部の違い、例えば、「車長用視察ブロック(キューポラ)の上部が角張った形状のものになった」、「燃料補給口が機関室上から車体左右フェンダー中央上部に変更された」などについて、図示することで非常に判り易くなっています。 この当りについては、細部にこだわりのあるモデラーの方には、必見の内容になっています。 このほか、試作における各種試験(射撃試験、走行試験など)について、数値を含めた、詳しい解説を行なっています。また、生産工場のレイアウトと生産工程の流れ、製作途中のレオパルト2の写真なども掲載されています。 現代戦車が、どのように開発され生産させられるのかが判る内容となっています。 <参考WebSite> ・グランドパワー2005年1月号内容紹介ページ http://www.groundpower.co.jp/gp0501_page.html |
作成:2006/01/20