とりあえず日本語化して、simeji(日本語変換)を入れて、ひととおりは使えるようにはした。
タッチパネルが微妙で、もっさりな動作とあいまって、普通にフリックしても変なところを押してると認識されるのがとてもとてもストレスたまる。指先でなくタッチペンでも同じ。ぶっちゃけありえな〜い(iPhoneでは)。
さて最重要の使用目的である電子書籍リーダー(電子書籍ビューワー、E-Bookリーダーとも)。
筆者の使い道は、電子書籍として売ってるものを読みたいんじゃなくて、自分で本からスキャンしたJPEGやPDFをスライドショー形式で見ること。
その目的なら、M001には最初からiReaderという電子書籍リーダーが入っいて(箱にもE-bookってデカデカとかいてあるんだから当たり前か)、これでもjpeg画像を直に開くことはできるが、国産有名どころでzipからも開くことができて、しおり機能もついてるCOMICROIDがいいと思う。
高解像度でスキャンした画像をそのまま読ませると、次のページに移るのに1〜3秒くらいかかったりしてしまう。あと解像度がWVGAなので余白を削って細かく表示したい。こういう目的にはChainLPというソフトが神すぎる件。
あらかじめ余白を削って480x800解像度でzip出力して、SDカードに転送しとく。
そしてM001を電子書籍リーダーとして使うお作法すなわちセッティングでございますが、
(1)M001からCOMICROIDのページにアクセスしてダウンロードし、Apk Managerからインストール。
(2)COMICROIDを起動し、[設定]=>[閲覧中は画面を固定]にチェック
(3)同じく[画面領域]をタップし、[全画面]を選択。
あとはボリュームキー反転などを好みでイジるといいざます。
この設定で非常に快適に読書できた。ChainLPでサイズを小さくしておけば、文庫でもコミックでもだいたい0.5秒以内で画面が切り替わるから、ストレスはほとんどない。安い液晶(たぶん部品単価$5以下…)なのでコントラストは低いし屋外では映り込みも気になるが、7インチの大きい画面はとても読みやすい。左右の視野角が極端に狭いのも、電車の中でエロ小説を読んでも横見されないから、かえって好都合だ。
ChainLPで処理してない文庫本。横に比較のために元のページを置いておく。ほぼ等倍くらいか。
ChainLPで処理済みの文庫本。かなり読みやすくなってる。
コミック。結構読めるYO。横のは同じ画面解像度のW-ZERO3 Advanced[es](3インチ液晶)。
難点をいうなら、画面実寸86mmx152mmなので正方形ドットではないこと。480x800ピクセルだから本来9:15の縦横比が9:16なわけだ。小説は別にいいが、コミックとか縦長に見える。
宇宙の声 (角川文庫) by G-Tools |
※今回見本に登場してもらった本です。それにしても発表されたiPhone 4が欲しい。すごく欲しい。
アップルもソフトバンクも嫌いだが、モノ自体が現時点で最高なのは明白。もしこれがドコモからも出ていて、デフォでJailBreak状態だったら、間違いなく来週会社休んで予約に走ったはず。
動作がサクサクで、3.5インチではあるが640x960ピクセルの解像度というのはかなり魅力。上の画像では上下に余白が見えるのがわかっていただけると思うが、出版物の縦横比はだいたい2:3なのだ。
ああでも今のiPhone 3Gの月々割が8月まであるし…電子書籍リーダーに限れば9月に出るであろう新型iPod Touchでも一向に…しかも秋にはauでも出る可能性もないわけではないしなあ。悩ましい。