2010年10月31日9時30分
【動画】男子禁制のストッキングショー
デザインストッキング姿でポーズをとるモデル=30日午後、神戸市兵庫区、中里友紀撮影
デザインストッキング姿でポーズをとるモデルたち=30日午後、神戸市兵庫区、中里友紀撮影
生足(なまあし)ブームやレギンスなどのレッグウエアの多様化で、最近めっきり存在感が薄くなったパンティーストッキング。その魅力を知ってもらおうと、業界トップの3社が30日、神戸市兵庫区で開催中の女性限定・新開地映画祭「ラブ&エロス」で、男子禁制のストッキングショーを開いた。
参加したのは福助、アツギ、グンゼの3社。会場となった神戸アートビレッジセンターでは、中森明菜の「ミ・アモーレ」や夏木マリの「私は私よ」に乗って、モデル10人が脚線美を披露。集まった女性の熱い視線が注がれた。
日本靴下協会によると、パンストの生産量は、ピークだった1988年が10億足だったのに対し、昨年は1億2700万足と激減。伝線しにくくなったことや制服廃止、パンツスタイルの流行などが不振の原因という。
昨年の映画祭では1社だけでショーを実施した福助が、業界全体の底上げにつなげようと、競合企業の参加を主催者の実行委員会に提案した。
見学した神戸市西区の高田典子さん(48)は、かっこいいモデルらを見て「娘にはかせたい」と感激。同市長田区の清水知子さん(44)は「あまりのセクシーさにドキッとしました」と話していた。
女性限定のショーは31日も午後2時と同4時半の2回ある。入場無料。問い合わせは映画祭実行委(078・576・1218)へ。(日比野容子)