放送スケジュール

声の無い教室
夢を手話で見る子供たち       30分枠

放送 : 10月24日(日)
ナレーター : 永井一郎
  24:50〜
制作 : 日本テレビ
再放送 : 10月31日(日)11:00〜
    BS日テレ
  10月31日(日)18:30〜
CS「日テレNEWS24」

一昨年春、玉田さとみさん(48)は耳が聞こえない息子・宙(ひろ)君12歳のために学校を開校した。手話には日本語対応手話と日本手話の二種類がある。日本手話はろう者の間で自然発生的に生まれた手段で、明晴学園はこの日本手話で教育する唯一の学校だ。日本の聾学校では長く手話を禁止して来た歴史がある。玉田さんは聾学校に手話を導入して欲しいと申し入れたが、実現しなかった。そこで8年間に及ぶ努力の末に明晴学園を開校させた。今春、中学部に進んだ宙君は野球部を作ったが、部員は一人だけ。そこで、隣接する八潮学園と合同チームを作った。宙君は今、様々な工夫をしてコーチや他の部員とコミュニケーションを取り、練習に励んでいる。

臓 器 提 供
家族が決断するとき        30分枠

放送 : 10月31日(日)
  24:50〜
ナレーター : 尾山憲一
制作 : 読売テレビ
再放送 : 11月7日(日)11:00〜
    BS日テレ
  11月7日(日)18:30〜
CS「日テレNEWS24」

今年7月の改正臓器移植法の施行後、脳死下の臓器提供が相次いでいる。普段メディアで映し出される「臓器移植」は、病院から臓器が運び出される場面や、移植を受けた人が元気になった姿だけだ。家族が「愛する人の死をどう受け止め、提供を決断するのか」といった現実は伝えられていない。法改正により、本人の意思はなくても家族が臓器提供を決断できるようになり、家族に寄り添う移植コーディネーターの役割は重要になった。番組では、これまで撮影が許されなかった移植コーディネーターの臓器提供の現場に密着。小林由紀子さん(37)が、息子の臓器提供を決断した家族に向き合う姿を通じ「命のリレー」と呼ばれる臓器移植の原点を見つめる。

放送スケジュール

レシピエント
脳死移植医と患者の540日        30分枠

放送 : 11月7日(日)
  24:50〜
ナレーター : 湯浅真由美
制作 : 中京テレビ
再放送 : 11月14日(日)11:00〜
    BS日テレ
  11月14日(日)18:30〜
CS「日テレNEWS24」

今年7月の改正臓器移植法施行以降、臓器提供は急激に増え始め、そのペースは年間約90例。施行前と比べると7〜8倍だ。愛知県の藤田保健衛生大学の杉谷篤教授は、すい臓移植の国内での第一人者で今も多くの移植手術に携わっている。臓器移植の連絡は、昼夜問わず飛び込んでくる。移植医療は時間との闘いで、増え続ける脳死移植に対応するため24時間体制で全国各地を飛び回っている。番組では杉谷教授や病院の移植医療に密着し、移植増加に伴う課題を浮き彫りにする。また、法改正後に移植手術を受けた女性患者の、手術前からリハビリ、退院までの日々を取材し、普段メディアに映し出されることのないレシピエント側からの脳死移植を考える。

風の民、練塀の島
刻まれた千年の営み(仮)        55分枠

放送 : 11月14日(日)
  24:50〜
制作 : 山口放送
再放送 : 11月21日(日)11:00〜
    BS日テレ
  11月21日(日)18:00〜
CS「日テレNEWS24」

瀬戸内海有数の漁場・周防灘と伊予灘の境に位置する山口県の祝島(いわいしま)…風の強い島だ。先人たちは風の中で支え合って生きてきた。今も島の人々は素朴な営みを続けている。風景は独特。高さ2m、厚さ50cmの風よけの塀「石積みの練塀」で家々を囲む。ひと囲みの塀の中に複数の世帯が暮らし、助け合いながら生きてきた。しかし、他の島々に似たものはない。私達は練塀のルーツを探り始めた。すると、海外に似たものが存在した。ところが、ルーツを探るうちに、結局その先に私たちが見つめていたのは、先人たちの素朴な生き方だった。瀬戸内、九州、韓国…共通するのは「支えあって生きる」ということ。それは、古くから私達が大切にしてきた生き方であり、今、消えつつあるものだった…。

足利事件の深層
封印された真実(仮)            30分枠

放送 : 11月21日(日)
  24:50〜
制作 : 日本テレビ
再放送 : 11月28日(日)11:00〜
    BS日テレ
  11月28日(日)18:30〜
CS「日テレNEWS24」

今年3月、菅家さんの無罪が確定された足利事件。DNA再鑑定により菅家さんの無実は証明され、17年ぶりに晴れて自由の身になった。日本テレビの「ACTION」では、これまで事件の冤罪の可能性を報じ続けてきた。一連のキャンペーン放送は民間放送連盟賞「放送と公共性」最優秀を受賞。だが、事件にはまだいくつもの謎が残されている。事件の前後、北関東で続いた幼女誘拐殺人事件との関連はどうなのか?不安を覚える市民も多いが、時効となった事件もあり、真犯人への捜査はなされていない。大事な家族を失った遺族、罪をなすりつけられた菅家さんも納得できない現実。足利事件の深層に迫る。

愛された記憶
虐待を防ぐ二つの取り組み(仮)     30分枠

放送 : 11月28日(日)
  24:50〜
制作 : 福岡放送
再放送 : 12月5日(日)11:00〜
    BS日テレ
  12月5日(日)18:30〜
CS「日テレNEWS24」

赤ちゃんと触れ合うことで良好な親子関係を築く「タッチケア」の提唱者であり、“愛された記憶”の重要性を問いかける福岡県久留米市の吉永陽一郎医師。子どもたちへ「君のことを思っている人がいる」「あなたのことを歓迎している人がいる」というメッセージを伝える育児支援の一つだ。一方、お産の場面を通じて、命の誕生の奇跡と生きていることのすばらしさを訴える柳川市の寺田恵子助産師。寺田さんは小中学校で保護者と子どもを前にお産の劇を見せながら「命の誕生」を再現する。一向に無くなることのない子どもたちへの虐待事件。【誕生の記憶】【愛された記憶】をたどりながら、「親子の絆」の再生に取り組む医師と助産師の活動を紹介する。