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【芸能・社会】広島西飛行場から最終便 日航撤退で定期路線ゼロに2010年10月30日 20時45分
広島市西区の広島県営広島西飛行場で30日夜、最終フライトとなった日本エアコミューターの鹿児島便が出発した。日本航空グループの撤退に伴うもので、同飛行場の定期路線はゼロになる。 空港職員が香川金之助機長に花束を手渡し、松下英雄飛行場長が「大きなトラブルがなく、本日まで安全運航ありがとうございました」とあいさつ。最終便は午後8時ごろ、職員らが手を振って見送る中、飛び立った。 同飛行場は、旧広島空港を引き継ぎ1993年に開業。最も多い時期は9路線が就航した。2005年からは日航グループが鹿児島、宮崎の2路線で1日計4便を運航。利用客の低迷や経営破綻を受け、日航が完全撤退を決めた。 広島県は、赤字が続く飛行場の管理運営からの撤退を表明。県と運営費を折半してきた広島市は、市単独での飛行場存続や県との共同運営によるヘリポート化といった選択肢を含め、存廃について年内に判断する方針。 (共同)
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