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【大リーグ】鬼門!レ軍はAT&Tパーク11連敗 投打ともに精彩を欠く2010年10月30日 紙面から ◇ワールドシリーズ(第2戦) ジャイアンツ9−0レンジャーズやはり「AT&Tパーク」は鬼門だった。初戦に続き、第2戦も0−9の完敗で、2000年の開場以来11戦全敗。この試合、4番に入って無安打のクルーズは「なぜかは分からないが、いつものわれわれではない…」と視線を落とした。 昨年までの“勝てないチーム”に逆戻りだ。0−2の8回、2死一塁から投入された4番手ホランドが13球中12球連続ボールで何と3連続四球。押し出しで簡単に追加点を許すと、その後も2人の投手で3連打を浴びるなどめった打ちを食らって試合をぶち壊した。この2試合で中継ぎ陣は11失点と壊滅状態。ワシントン監督は「(継投が)うまくいかなかった」としかめっ面だ。 自慢の打線も、この日は完全に先発ケーンの前に沈黙。わずか4安打で1点も奪えない。5回にはキンスラーの大飛球が中堅フェンスの最上部に当たりグラウンドに跳ね返るなど、ツキにも見放された。 敵地でよもやの2連敗を喫し、本拠地に戻ることになったレ軍。過去、初戦、第2戦を落とした52チーム中、世界一になったのはわずか11チームで96年のヤンキースが最後だ。窮地に追い込まれた指揮官は「相手が本拠地でやったことを、今度は自分たちがやる番だ」。初のWSが行われるテキサスでこれ以上、ぶざまな姿はさらせない。 (阿部太郎)
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