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菅首相と温家宝首相が非公式に約10分間会談

 菅直人首相は30日、ハノイで中国の温家宝首相と非公式に会談し、漁船衝突事件で冷え込んだ両国関係の改善に向け、戦略的互恵関係の推進や民間交流強化が重要だと確認した。正式会談見送りは「残念」だとして、近い将来の実現を模索することで一致。菅首相はこの後の記者会見で冷静な対応を呼び掛けた。

 だが、非公式会談はわずか約10分間で、ハノイでの正式開催を拒否した中国側の軟化は見通せない。日本政府内では、来月に横浜市で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)への出席が見込まれる胡錦濤国家主席との首脳会談を危ぶむ見方も出ている。

 非公式会談は東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国に日中韓、インドなどを加えた16カ国による東アジアサミット前の30日午前(日本時間同日昼)、会場内に設けられた各国首脳控室で実施された。正式会談に関し「ゆっくりと話す機会を近くつくりたい」として、模索していくことを申し合わせた。菅首相に同行する福山哲郎官房副長官は、記者団に「懇談」と位置付け「事前に設定されておらず、自然な形で始まった」と語った。

 菅首相は記者会見で、日中関係について「今生じている多少のトラブルは、従来起きたことの中で言えば、そんなに決定的なトラブルとは思っていない」と強調。「戦略的互恵関係という基本は変わっていない。基本をしっかりと持って対応していけば、協力しあえる関係は継続できる」とした。同時に「互いに冷静になり、アジアや世界の平和と安定にプラスになる方向を目指して関係を深めたい」と述べた。

 また記者団との懇談で、胡氏のAPEC対応について「APECの重要性を考えて行動するのではないか」と指摘し、来日やその際の会談実現に期待感を表明。温首相との非公式会談をめぐり「感触は悪くなかった」とした。日本政府筋は非公式会談について「菅首相が他国要人と話している時に温首相の方から近寄ってきた」と説明した。(共同)

(2010年10月30日21時13分  スポーツ報知)

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