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強姦失敗の腹いせに全裸で放火…覚醒剤も (2/2ページ)

2010.10.31 05:03
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 暴行目的で部屋に押し入り、失敗したから放火するという、まさに“身勝手の極み”のような卑劣な犯罪が都内で発生した。

 蔵前署によると、現住所建造物等放火容疑で逮捕されたのは、住所、職業不詳の自称・河西研二容疑者(35)。

 逮捕容疑は、28日午後11時5分ごろ、台東区駒形のマンションで、10階に住む19歳の女性2人が住む部屋に侵入して全裸になり、布団やカーペットにライターで火をつけた疑い。

 同署によると、マンションはオートロックではなかったという。10階は飲食店の寮になっており、女性2人は同じ飲食店の従業員同士だった。河西容疑者は、カギの掛かっていないドアを突然開けて部屋に侵入し、入るなり服を脱ぎ始めたという。

 突然の事態に驚いた女性たちは、急いでドアから外に飛び出し、逃げながら携帯電話で110番通報した。女性たちと河西容疑者は面識はなかったという。

 河西容疑者は、女性2人が逃げた後、自らのライターで布団などに火をつけた。女性からの通報で駆けつけた同署員が部屋を出ようとした河西容疑者を取り押さえた。

 河西容疑者は調べに対し、「暴行する目的で入った。逃げられて失敗したので腹いせに火をつけた」と容疑を認めている。

 河西容疑者のズボンのポケットからは、覚せい剤0・1グラムが見つかったという。同署では、女性たちが「普通ではなかった」と河西容疑者の様子を話していることから、侵入時に覚せい剤を使用していたとみて詳しく調べている。



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