1960年秋に優勝を争った早大と慶大が続けて6試合を戦った「早慶6連戦」から50周年を迎え、当時の早大メンバーらが30日、東京都内で思い出の会を開いた。
主将だった徳武定祐氏は「早慶6連戦は今も色あせず、東京六大学野球や早大の歴史に燦然(さんぜん)と輝いている」とあいさつ。当時の模様を収録したビデオ映像を見ながら、思い出を振り返った。
また、ドラフト会議後に指名された選手の会見が行われなかったことなどに、前監督の野村徹氏が「過保護なところがあるかもしれない」と苦言を呈す場面もあった。この日は、今秋の優勝をかけた早慶戦が中止になり、メンバーらは「明日は勝って優勝だ」と口々に話していた。