京都府庁を訪れ、山田啓二知事（右）に児童養護施設向けに１００万円分の図書を寄贈した阪神・桧山

　阪神・桧山進次郎外野手（４１）が２９日、京都府庁を訪れ、児童養護施設向けの図書購入費１００万円を寄贈した。既に練習を再開していることを明かし、プロ２０年目を迎える来季へ闘志十分。１３本で八木コーチと並ぶ代打本塁打の球団新記録にも「打てるに越したことはない。それがいい場面で打てればいい」と意欲を燃やした。

　山田啓二知事（５６）から感謝状を贈られた後、「クライマックスシリーズは惜しかったですね」と話題を向けられ、「それ以前に優勝しないといけなかった。本当に悔しいです」と消えぬ悔恨を漏らした。それも原動力だろう。既に２０１１年へ向けて“始動”していた。

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[ 2010年10月30日付 ]