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元巨人外野手 大学野球監督退任「残念ですけどこういう世界」

退任が明らかになった松本大の二宮監督
退任が明らかになった松本大の二宮監督
Photo By スポニチ

 関甲新学生野球2部・松本大の二宮至監督(56)が今季限りで退任することが29日、分かった。

 二宮監督は駒大時代、中畑、平田(ともに元巨人)との駒大3羽ガラスの1人として名をはせ、70年代後半から80年代前半にかけて長嶋茂雄監督率いる巨人では外野手として活躍。引退後はアマ野球の指導者を目指し母校・駒大で社会科教諭の資格を取得した。中日や台湾ラニュー・ベアーズのコーチなどを経て、東和大昌平高(埼玉)に2年間教諭として勤務。日本学生野球協会が定める基準をクリアして07年3月にアマ指導者資格を取得し、翌4月から松本大の招きに応じて4年契約で監督に就任、5月の1、2部入れ替え戦から指揮していた。

 高校、大学では県内初のプロ経験者の指揮官として注目されたが、その後は7季連続2位。悲願の1部昇格は果たせなかった。豊富な人脈を生かし、拓大紅陵(千葉)や桐蔭学園(神奈川)などから入学してきた選手が2、3年生となった今年は春秋とも優勝まであと1勝に迫りながら壁を破れなかった。16、17日の作新学院大との最終節終了数日後、大学側から契約更新のないことを伝えられたという。

 スポニチ長野支局の取材に対して二宮監督は「残念ですけど、こういう世界。あと一歩勝ち切れなかった。ナイター設備とかもうちょっと施設があったらという部分もありますが、やるだけのことはやりました」と語った。

 大学側は既に後任監督の人選に着手しているという。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年10月30日 12:44 ]

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