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最終更新:2010年10月30日(土) 6時4分

志賀原発訴訟、住民側の敗訴が確定

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 石川県にある国内最大級の原子力発電所「志賀原発2号機」をめぐって、周辺住民らが運転の差し止めを求めた裁判で、最高裁は住民側の訴えを退ける決定をしました。運転を認めた二審の判決が確定しました。

 この裁判は、志賀原発2号機の周辺住民らが「耐震性に問題があり、地震によって被ばくする恐れがある」などとして、北陸電力を相手取り、原発の運転差し止めを求めていたものです。

 一審が住民側の訴えを認め、運転差し止めを命じたのに対し、二審では、国が設定した新たな耐震方針に基づいて「具体的危険性は認められない」と結論づけ、一転して運転を認める判決を出していました。

 最高裁は28日付で、住民側の上告を「上告理由にあたらない」として退け、住民側の敗訴が確定しました。(29日19:43)

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