2005/06/15

Fedora Core 4 リリース

早速、Fedora Core 3からアップグレードしました。特に問題なくアップグレード出来ました。

印象としては、Fedora Core 2からFedora Core 3の時の様な、見た目の大変化はありません。JAVA開発環境と、Eclipseがディストリに含まれたので、アップグレード後に追加してやる必要がありました。

とりあえず、快適に使っています。

--[6/15]追記--
問題点がありました。SELinuxのカバー範囲が増えたのでSambaが動かなくなります(^^;
手っ取り早く対処したければ、「デスクトップ」→「システム設定」→「セキュリティレベル」を開いて、SELinuxタブのSamba設定で、nmbd/smbdのSELinux保護を無効化しリブートするといった処置が必要なようです。この時、iptablesも設定が変わるので注意してください。まぁ、本当は、SELinux保護をちゃんと設定した方がセキュリティ上は良いのでしょうが。

SELinuxがアクセスをブロックしたかどうかは、システム・ログを見ると(kernelメッセージ)判ります。

CNET Japanの記事より:

 Red Hatが、フリー版Linux「Fedora Core 4」を発表した。同社はこの製品をリリースすることで、オープンソース開発の最前線で用いられる仮想化技術やプログラミングツール、その他のソフトウェアの発展を促進させようとしている。

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2005/06/06

Fedora Project独立へ

CNET Japanの記事より:

Red Hatは米国時間3日、無償版Linux「Fedora」の運用に関する変更を発表した。同社は、Fedoraの著作権および開発作業を外部組織Fedora Foundationに移管するとしている。

(中略)

しかし、外部からの助力を広く求めていくというFedoraプロジェクト本来の目的は、なかなか達成できずにいた。これは、Red Hatが、RHELに追加する予定の諸機能を短期間で成熟させるための実験の場としてFedoraを利用していたため、プログラマらがこれをRed Hatプロジェクトの一環であるととらえていたからである。Red Hatはここへ来て、Fedoraを独立させることを決断した。

(中略)

同社は数カ月前に、Fedoraのソースコードレポジトリを公開し、部外者によるコードの改良を容易にしている。さらに、サーバが基礎的なソースコードから自動的にFedoraを生成できるよう改良し、さまざまなコンピュータ上で新たなバグを迅速に発見できるようにもした。

こうした一連の取り組みの最新のものが、今回のFedora Foundationの設立だ。Red Hatの法律顧問代理Mark Webbinkは、米国時間3日に開催された同社初のユーザーカンファレンスにおいて、同団体はFedoraに加えられたコードの著作権管理をRed Hatに代わって行っていくと述べた。

確かに、Fedora CoreはRHEL(Red Hat Enterprise Linux)のテストバージョンという位置付けだと皆が考えていましたから、こうして独立させて、よりオープンソース・コミュニティとしての性格を強めようという事なのだと思います。

ただ、不安定でも最新版を短期間でリリースして、最新の機能を搭載していくという基本方針は変わらないのでしょうか? Fedora Coreの存在意義は「新物好きの為のLinux」であり、安定を求めるなら、別のディストリビューションを選ぶでしょうから、「先進性」というキーワードは捨てて欲しくない気がします。

とりあえずは、独立は歓迎です。

そう言えば、Fedora Core 4は今日リリースでしたね。

<追記>
スケジュールを見ると、Fedora Core 4は13日リリースでした。 m(_ _)m

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2005/05/11

Lynxブラウザ

ココログで"Lynx"を検索していると、恐ろしい記事がありました。いやぁ、別にLynxブラウザとは関係ないのですが、同じ名前なので、つい見てしまいました。

どうやら、アクセスログを見ていた管理者が、Lynxによるアクセスを「不明なブラウザでのアクセス」と見なしたという、失礼な話らしいのですが、もしそうなら、目が点になる話です。世の中全てがIEを使っているというのは、随分と偏った見方ですし、そもそもLynxは、割と有名なブラウザだと思うのですが…。

しかし、未だにIE以外のアクセスを保証しないサイトが山のようにあるので、こんな事が起こるのでしょうかね。

ついでに、自分のホームページをLynxでアクセスしてみる事にしました。すると、ええええ!日本語が化け化けじゃん!!

原因は、使っていたOSがFedora Core 3だった為でした。このLinuxディストリビューションは、UTF-8が文字コードのデフォルトです。当然コンソール(端末)もアプリからUTF-8が出力されてくる事を想定しています。Lynxは、設定ファイルとしてlynx.cfgを使用します(Fedoraでは/etcにあります)。このファイルの文字コード指定(CHARACTER_SET:)は確かにUTF-8が指定されていました。が、しかし、もう一つ使用される設定ファイルがあります。lynx.cfg.jaです。なんと、このファイル、文字コード設定がEUCになってました。これでは、文字化けするのは、当り前ですわな。こうゆう中途半端な対応がユーザを混乱させる事になります。

とりあえず、lynx.cfg.ja内の

CHARACTER_SET:Japanese (EUC-JP)

を、

#CHARACTER_SET:Japanese (EUC-JP)
CHARACTER_SET:UNICODE (UTF-8)

に変更してみると、文字化けが解消されます。もし同じ問題で悩んでいる方が居られれば、一度試してください。

さて、Lynxついでなので、ググっていたら、こんなのを発見しました。いい面構えです(笑)。

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