FCTV Internet Service
P2Pによる通信の阻害について


最終更新日:2007年9月22日

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2005年3月14日

各 位

福井ケーブルテレビ株式会社
FCTVインターネットサポート

平素は弊社サービスをご利用いただき誠にありがとうございます。掲題の件につき、お客様に以下の通りご連絡いたします。

現在、弊社ネットワーク内のごく一部のユーザが非常に多量のP2P通信を行っており、これにより一般のお客様のホームページ閲覧など、最も基本的なサービスに重大な支障が出ております。弊社は現在通信元を特定し、通信の正常化を保つよう様々な作業を行っておりますが、対策が後手に回っていることが否めない状況です。

弊社は、先のご案内の通り一部P2P通信についてはやむを得ず制限を行い、その他の通信についても動向を監視しながら正常化を図ってきたところでありますが、もはやトラフィック総量の制限のみでは一般のお客様への影響を排除できない情勢となっております。

よって、弊社は下記の対策を実施します。弊社としては誠に残念ですが、弊社ネットワーク全体の公平性を保つためのやむを得ない措置と考えます。実施期間はトラフィック傾向が沈静化するまでとします。


2008/4/19 プレイステーション3で鉄拳5オンラインをご利用のお客様にお願い

現在弊社にプレイステーション3(以下PS3)の「鉄拳5 DARK RESURRECTION ONLINE」(※12歳以上対象ゲームタイトル)が正常にプレイできない旨のご申告が寄せられておりますが、弊社ではプレイステーション3を含む一般家庭用ゲーム機からの通信(※)に対して規制を行っておりません。 現在弊社ではこの問題を解決すべく関係会社と作業に当たっておりますが、以下の理由により問題の解決に至っておりません。(P2P通信への帯域制御が原因であるかどうかも判明していません)

※通信元の機器種別を判定しているわけではありませんので、例えばXBOXやPS3上でLinuxなど別OSを稼働してソフトウェアを動作させている場合は当該ソフトウェアの通信内容によって規制が適用されることがあります

よって弊社では上記タイトルのゲームの動作についての情報をお寄せ下さるよう皆様にお願いすることと致しました。

誠に恐縮ですが、上記タイトルのゲームを現在プレイされている方は、

などの情報(上記項目は必須)を tekken-feedback@fctv.ne.jp 宛てにお寄せ下さいますようお願いいたします。但し、弊社発給のメールアドレスからメールを頂くか、お名前とケーブルモデムのシリアル番号(HFC MACアドレス)を併記下さるようお願いいたします。

尚、お寄せ頂いた情報には個別にご回答を差し上げません(※)。また、お寄せ頂いた情報は提供者を特定できない形でこのページに掲載させて頂きますのでご了承願います。
※ケーブルモデムの故障が疑われるなど、個別の対応が必要と思われる場合は別途ご連絡を差し上げます。


2007-9/22現在の注意事項の追加

下記3/28付けでご案内の「特定のオンラインゲームソフトウェアの非公式サーバ」への通信の優先制御について、今後弊社ではこれらサーバへの優先制御を実施しないこととしましたのでご案内いたします。今後弊社にこの件でご連絡を頂きましてもご対応致しかねますのであしからずご了承下さい。

ソフトウェア名 ラグナロクオンライン

優先制御を実施しない相手ホスト 上記ソフトウェアの発売元・運営元が提供していないサーバ(いわゆる非公式サーバ)の全て

実施時期 2007年9月22日より(従前から優先制御を実施している相手ホストについてはIPアドレスが変更になり次第優先制御を解除します)

※問題の背景 本ソフトウェアは過去の一時期サーバソフトウェアが流出していたことがあり、いわゆる非公式サーバが複数運営されている実態があります。弊社としてこれらサーバへの通信を特段に規制するものではありませんが、相手先サーバのIPアドレスが頻繁に変更されることに伴う技術的な問題や、弊社契約約款第48条第5項の(1)に抵触する可能性を否定できないことなどから、今後は積極的に接続を確保するための方策をとらないこととしました。

なお、ソフトウェア名として特定の製品を例示しましたが、上記のような状況にある他のソフトウェアに対しても今後同様の対応と致しますのであしからずご了承願います。

参考 FCTVインターネットサービス契約約款(抜粋)

(利用に係る加入契約者の義務)
第48条 加入契約者は、以下の各号を守るものとします。

(1〜4まで略)
5. 加入契約者は、FCTVインターネットサービスを利用するにあたり、以下の各号の内容に該当する行為をしないものとします。

1. 当社もしくは他者の著作権、商標権等の知的財産権を侵害する行為、または侵害するおそれのある行為
(以下略)


2007-3/28現在の注意事項の追加

昨今弊社宛に特定のオンラインゲームソフトウェアの非公式サーバに接続できない旨の申告が寄せられます。これら非公式サーバは他社ISP上のネットワークにあり、弊社側単独で優先制御を実施したとしても思うような結果が得られないことがあります。

今後は「動的なIPアドレスと思われるサーバに対する通信」について、優先制御を実施できかねることがございますのでご了承下さいますようお願いいたします。


2006-5/18現在の状況

Winnyの遮断措置を発表した一部ISPに対して、総務省が「通信の秘密の保護を定めた電気通信事業法に違反する」と指摘したとする報道について、弊社の見解を以下に示します。

弊社が現在執っている措置は、下記に示す理由のとおり健全な通信の確保の観点から行うもので適切かつ適法と確信しておりますが、総務省の当該見解が弊社に直接示されていない現状ではこれ以上のコメントは控えさせて頂きます。

以上


2006-3/31現在の状況

現在弊社が行っている通信規制の内容は、3/24現在の状況でご説明したとおりです。現在弊社は、P2Pセッション数の大幅な低下を目的とした大規模な通信規制を行っています。これは、前々回9/26で自主的なセッション数制限のお願いを掲載したにもかかわらず全く状況が改善されていないことによります。

弊社は通信量とセッション数を継続的に監視しており、現在セッション数の減少傾向が見られます。このままの傾向が続き弊社が許容するセッション数以下に落ち着く状況となれば、トラフィックの総量規制を緩和することができる見込みです。

P2Pソフトウェアを使用されている方は、他の通信に比べて過大なセッション数が他の通信に影響を及ぼすことを理解し、自主的にセッション数の抑制を行って下さい。

なお、この問題が技術的な収束を見るまで、いかなるお申し出があっても弊社は通信規制を解除または緩和いたしません。

よく寄せられる質問とその回答


Q 自分はおおむね下り4/上り2の範囲内にセッション数を制限している。なぜP2Pが使用できないのか (3/31追加)

A 弊社のトラフィック制御のゴールは、P2Pトラフィックの総和が弊社の許容範囲内に収まる状態です。この状態を達成するまで、セッション数制限は続きます。 「おおむね下り4/上り2」の数字は、全てのユーザがこの数字を守れば、弊社の許容範囲内に収まる ということを示す数字であり、このセッション数以下の通信が行えることを保証する物ではありません。(次項もお読み下さい)

セッション数の総和は継続的に監視され、

※先に、他ISPが示した特定のアプリケーションの完全な遮断には同調しないとご説明しましたが、これは情報漏洩の防止の観点からは遮断が無益であることを指し、特定のアプリケーションが技術的に他の通信を阻害する要因となれば、最終手段としての遮断があり得ますのでここに明示しておきます。


Q Skypeは影響を受けるのか (3/31追加)

A 影響を受けません。SkypeはVoIPサービスの一種と認識し、良好な品質が得られるよう制御しています。但し、通常の利用形態に比べて明らかに長時間の接続があるユーザには個別に利用状況をお伺いする可能性があります。


(以下の項目は3/30追加)

Q 現状の規制はいつまで続くのか

A 本ページをよくお読み下さい。


Q P2Pが急に使えなくなった

A 総セッション数を制限しているため、他のユーザがセッション数を消費しているとこのような現象が起こります。これは仕様であり、解決策は使用者の自主的なセッション数制限のほかにありません。 弊社は、技術的観点から許容できるセッション数・総トラフィック数を算出しています。


Q P2Pが使えないなんて契約時に説明を受けていない

A 今回の措置は「遮断」ではなく「制限」で、弊社が通信回線の健全性を維持するために行う管理行為です。上記にも記述したとおり、セッション数が弊社の許容値を超えているときはP2Pソフトウェアは使用できません(越えていなければ使用できます)。蛇足ながら、契約前に特定のP2Pソフトウェアの名称を提示した上で、動作保証を求められた方はこれまでにいらっしゃいません。


Q 特定のアプリケーションの通信制限を行うことの根拠を示せ

A 弊社が管理する通信設備の現状を把握し、これを良好な状態に保つことは通常業務の範囲内と考えます。また、約款第48条第5項の(10)に、禁止事項として以下の通り規定しております。弊社は前々回のアナウンスで、この状態の自主的な解消をお願いしましたが改善が見られないので通信制限を行っています。

他社の設備等またはFCTVインターネットサービスの運営を妨げる行為、または与えるおそれのある行為


Q FCTVの回線容量が小さいから制限を行うのではないのか。通信制限を行う前に設備を増強せよ

A P2P規制開始時のアナウンスにも記述したとおり、通信の公平化を図らないと増強した設備が公平に利用されず、現象は改善しません。


Q P2Pが使えないのなら解約する。現状復旧の費用を負担せよ

A 約款第16条第2項に、下記の通り現状復旧の費用は加入契約者の負担とする旨規定しております。

当社は、前項による加入契約解除の場合、当社に帰する電気通信設備の資産等を撤去いたします。ただし、撤去に伴い、加入契約者が所有または占有する土地、建物その他の工作物等の復旧を要する場合、加入契約者にその復旧にかかる復旧費用を負担していただきます。


2006-3/24現在の状況

下記の通り、2005年9月26日の状況で自主的なセッション数の制限をお願いしてから約半年が経過しましたが、P2Pのセッション数は増大の一歩で通信状態が改善されているとは判断できません。そこで、弊社は下記の措置に加え追加の措置を執ることとしました。

ケーブルモデム個別に通信優先度を設定する

一般に契約プランが高速なほど優先度を高くしていますが、P2Pトラフィックが検知されたケーブルモデムは全ての契約プランより低い優先度が設定されます。設定・解除のタイミング及び閾値は非公開で、質問されてもお答えいたしません。

但し、加入契約者が使用中のケーブルモデムのシリアル番号を示した上で自らへの規制適用の有無を問い合わせる場合、弊社は質問がなされた時点で当該ケーブルモデムが規制対象となっているかどうかについてのみご回答いたします。

ケーブルモデム個別の上り通信速度の抑制(※)

契約プラン毎の上り最大速度にかかわらず、多量のP2Pトラフィックが検出されたケーブルモデムは、上り速度を抑制することがあります。設定・解除のタイミング及び閾値は非公開で、質問されてもお答えいたしません。

但し、加入契約者が使用中のケーブルモデムのシリアル番号を示した上で自らへの規制適用の有無を問い合わせる場合、弊社は質問がなされた時点で当該ケーブルモデムが規制対象となっているかどうかについてのみご回答いたします。

※上記2つの措置の対象となったケーブルモデムは、強制的にリセットされることがあります。また、通信の優先度が下がるため下りの通信速度にも影響が出ます(これは現在P2Pを利用されていない方に速度低下が発生していることと同様の理由です。弊社は帯域制御などにより、この状態を解消することを目標にしています)

P2Pトラフィックの総量規制に加え、総セッション数規制の開始

9/26にも記述したとおり、セッション数の総量が減れば帯域制限自体はある程度緩和できます。弊社は、通信状況などからP2P通信の利用者が自主的にこれらを行って頂いたと弊社が判断するまで、新たな規制値を継続して適用します。(逆に言うと、セッション数さえ少なければある程度の帯域は許容できます)

なお、昨今話題になっている一部ISPでの特定アプリケーションの完全遮断については、弊社はこれに追従する意図はございません。(法人ユーザなどから要望があれば、明示的に「遮断」する別サービスを提供する可能性はありますが一律遮断は現時点では考えておりません)

騒がれている情報流出の本質はコンピュータ利用者のセキュリティ・遵法意識の欠落による物であり、P2Pトラフィックを遮断したところで情報流出は止まらないと考えています。 P2Pソフトウェアの利用の有無にかかわらず、セキュリティの保持は原則自己責任で行っていただくことは言うまでもありません。


2005-9/26現在の状況

上記の通り現在P2P通信の規制を実施しておりますが、相変わらず特定少数のユーザが帯域を占有している状況にあります。このため、現在暫定的に規制値を大幅に強化しております。弊社は、これによりセッション数の低減を目指します。

P2P通信の利用者にお願い

P2P通信が他の通信に最も影響を及ぼす要因は、そのセッション数にあります。弊社はこれまで通信の総量を規制することによりセッション数の抑制を図ってきましたが、この手法に限界があります。よって、下記の通りお願いいたします。

弊社は、通信状況などからP2P通信の利用者が自主的にこれらを行って頂いたと弊社が判断するまで、現行の規制値を継続して適用します。(逆に言うと、セッション数さえ少なければある程度の帯域は許容できます)

一方、現在オンラインゲームにP2P規制の余波による通信不良は発生しておりません。よって、ここより下に書かれている情報は参考程度に考えてください。オンラインゲームなどの通信不良に遭遇した場合は、下をご参考の上弊社にご連絡願います。

※P2P通信の規制値などについては、本ページに記載している情報が全てです。ご質問を頂いても個別に返答は致しません。


これより下は2005/3/14初出時の情報です。ネットワークゲームの取り扱いなど、一部有用な情報は残っておりますが現在の状況に沿わない記述がありますのでご了承願います。

現在、以下の影響が発生しております。

接続先の調査方法

お使いのソフトウェアの接続先が分からない場合などは、下記の手順で調べることができます。調べる場合は調べる対象のソフトウェア以外を全て閉じた状態で行って下さい。

netstatコマンドを使用する

netstatコマンドは、コンピュータがどのような通信を行っているかを一覧表示するプログラムです。操作方法は

上記結果画面の、Foreign Address とState の結果を全て記入して下さい。なお、調査の際は当該のネットワークゲーム以外の全てのアプリケーションを閉じて下さい。操作方法が分からない場合は、サポートにお問い合せ下さい。 なお、このファイルはネットワークアプリケーションの通信状態を把握する以外の用途には使用しません。

もう一つの調査法

オンラインゲームへの対応について

オンラインゲームを利用中のお客様には、ご迷惑をおかけし大変申し訳ございません。現在順次対策を行っておりますが、ゲームサーバのIPアドレスをご連絡いただければ迅速な対応が行えますので、ご協力をお願いいたします。

以下のゲームについては対応が終了しています(リストは順不同・一部はゲーム自体ではなくサービスの名称)
※但し他の通信により上り帯域が極端に圧迫されると、通信不良がおきる可能性があります。また、ホームページ上だけで行うゲームに影響はありません

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