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【グラニュース】


玉田、自己新ゴールだ

2010年10月29日 紙面から

雨の中、軽快な動きを見せる玉田(右手前)=愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで

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 名古屋グランパスのFW玉田圭司(30)が、30日のC大阪戦(13時・豊田ス)で自らの得点記録更新に挑む。神戸戦の先制点でゴール数を「11」に伸ばしたエースにとって、C大阪は過去6ゴールを挙げているお得意さま。28日に愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで調整後、「積極的に狙っていきたい」と自己新となる12ゴール目に照準を合わせた。

 降りしきる雨の中でも、正確なボールコントロールは乱れない。好調ぶりを確かめるように約1時間の練習を終えた玉田は、お得意さまとの対戦に目を輝かせた。

 「確かに1回ハットトリックしたね。悪い印象はない。続けますよ。ホームだし、ガツンとやりたいな」

 リーグで2番目に少ない25失点と堅守を誇るC大阪だが、玉田にとっては関係ない。春先の対戦で決めた決勝の直接FKだけでなく、柏時代から計6ゴールを積み重ねた。04年にはプロ初のハットトリックも記録している。計10発を荒稼ぎしている清水に次いで、相性のいい相手なのだ。

 さらに、前節・神戸戦で自己タイとなる今季11ゴール目を記録し、新記録にもリーチをかけた。30代に突入してなお、青天井の進化し続けるレフティーは、「衰えは感じないし、そこに経験がどんどん積み重なっている。体のケアはしたいし、そうすればもっと成長できる」とどん欲だ。

 闘莉王、金崎が負傷離脱して迎える上位対決。舞台は約2カ月半ぶりの豊田スタジアム。「残り試合も少ない。ここを乗りこえれば、さらに上に行ける。でも、あまり気負わずやりたい。のびのび、気持ちよくサッカーができれば結果はついてくる」。玉田が奔放に、縦横無尽に、ピッチを暴れ回る。 (塚田陽一郎)

 

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