阪神からドラフト２位で指名を受け、門馬監督（左）と握手を交わす笑顔の東海大相模・一二三

　タテジマのユニホームを身にまとい、マウンドで躍動する姿は容易にイメージできた。高校時代に慣れ親しんだユニホームもタテジマで阪神のそれと同じ。「ある程度、想像はつきます」。今夏、マンモスを沸かせた大型右腕・一二三が再び甲子園に戻ってくる。

　「自分も大阪出身で熱狂的なファンがいるという印象。見ている方も圧倒されるファンがいる。そんな素晴らしい甲子園でまた野球ができるのでうれしいです」

　運命のドラフトの日。初めは寮内のテレビで状況を見守っていたが途中で番組が終わってしまい、急いで監督の自宅へ。パソコンを開きインターネットで阪神からの指名を知った。「まだ指名されたばかりなのでピンときていません。ただ一生懸命ガムシャラにやっていきたい」。その後、開かれた会見では緊張からか口元を固く閉じ笑顔は時折見せる程度だった。

携帯サイト「スポニチ夢☆阪神」

[ 2010年10月29日付 ]