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立正安国論に示された御教え、すなわち、「世の一切の災難の源は邪宗謗法にある。これを断絶せずして、平和はない」との道理は、いかに時代が下ろうとも変化するものではないのである。大聖人の信徒たる者はすべからく、広宣流布のその時まで、立正安国・破邪顕正の精神を厳格に持ち、折伏の実践に励まなければならない。しかるに創価学会はどうだろう。「大聖人直結」を声高に叫び、「仏子」などと自称しているにも拘わらず、この「立正安国論」御教えに逆行していると思わないか。たとえば、池田太作は「もしも日蓮大聖人とイエスが話し合ったならば、決して口論などにはならず、民衆に尽くす生き方に対して、尊敬の念を抱いたのではないか」(「聖教新聞」平成17年6月10日付)と、信じられないような発言をしている。また、平成7年十一月に制定された「SGI憲章」では「仏法の寛容の精神を根本に、他の宗教を尊重して」云々とまで謳っている。これらのどこに大聖人の御精神が流れているというのか。これで、命を堵して邪宗教を喝破され続けた大聖人を信じている、といえるだろうか。
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