2010年10月29日(金)
2010年10月28日15時18分
千葉市中央区宮崎町の自宅で妻を殺害し車のトランク内に放置したとされる事件で、殺人と死体遺棄などの罪に問われた無職、宍倉光四郎被告(70)に対する裁判員裁判の第3回公判が27日、千葉地裁(安東章裁判長)であり、検察側は「強い殺意に基づく執ようで残忍な犯行。動機は身勝手で酌量の余地はない」と、懲役20年を求刑した。
検察側は論告で「競輪でつくった多額の借金の返済に行き詰まり、妻にばれるぐらいなら殺そうと考えた」と指摘。殺害前に遺体を埋めるためのスコップを用意するなど、犯行前後の情状も悪いと述べた。
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