〔 二次小説人物紹介&設定 〕


【ゼフィード=L=シルフォード】
※二次小説にあたっての設定等&一部ネタバレ含む※


・混沌より創られし(生まれし)、最後の王。
無位の王、矛盾せし王。王冠と座は与えられているが、自分の世界は与えられていない。
長い年月の中で滅びた、無数の魔族、神族やそれに関わった人間の「力」・「記憶」・「思い」がごちゃまぜに混ざって生まれた”意識”を”悪夢を総べる者”が気まぐれに掬いあげ、一つの存在として形を持たせた。

・世界に生まれ落ちた真の理由は”世界を視る”事。

・”四界の王”とは同腹であれ、位はないが魔力はほぼ同等かそれ以上。
様々な力や存在が混ざっているせいで「魔王」とも、「魔族」とも、「神族」とも言い切れない。あくまで”混沌より生まれた純粋な存在”。

・生まれた当時、その力の大きさゆえに、最初、魔族側は様子を見に来る。
(もちろんゼロスが上司から言われて)が、神、魔、共に手に負えない存在と判断された後はむしろ干渉しない方が良いと最終的にはみなされる。いっそ、リナ達―無知と言える「人間」の手にあるならばと、魔族側からの積極的な干渉はない。(※ルナに対する魔族の態度と似たような扱い)

・人(リナ達に)の手で育てられたのもあるが、同胞であっても殺意を向ければ容赦なくゼフィードは敵対する。ある程度のレベルの魔族、つまりゼロス並の高位魔族から腹心クラスは別にして、中級の魔族や下級含む、レッサー・デーモン辺りの魔族は最近生まれたゼフィードの「位」を認識できず、できても同族としか見えない。また、高位の方の考えは、自分達の「王」とは同腹でも自分達の「王」ではないと言う捉え方で見ている。

・元々、無数の意志の集合体のような存在から一つになったので「自分=我」という、意識や感情はあれども、抑えられている。頭は良く、常にいろいろ何がしか考えてはいるが、思う事を自分以外の生き物に率直に伝える事は苦手。

・リナやガウリイが育ての親とも言うべき存在。
ゆっくりではあるが共に旅するうちに自分の意志や感情というものを成長させていく。基本的には素直で穏やかな性格。

・世界に”生まれた”時期は(正確には”形を持った時”―それまでは器はなく、意識だけ)おおよそアニメ本編R-Eしばらく後。世界設定等細かい部分はアニメor小説と被る。

・名前の中の「L」とは金色の母の真の名の一部から。
呼びやすいようにと、直接名前を付けたのはリナだが、後半の”シルフォード”はゼロスが属性をもじった意味でつけた。(シルフォードは風の精霊シルフもしくは”シルフィード”をもじったもの)

・混沌がベース。しかしその一部は魔族としての性質と、獣神官ゼロスの性質も持つ。(瞳にそれが顕著) 人間で言えば、”ある個体の細胞の中に別の細胞の一部が混じっている”感じの生き物。(※現実の医学用語でキメラ)人で言うならかなり大雑把に”兄弟”と言う表現だが、創造主は違うので直接の兄弟にはならない。腕を喰われたと言う言葉があるが、その時に一部を取り込んでいる。ちなみにここら辺はあの方の思惑がちょっぴり入っており、その候補にゼロスが選ばれた理由は”魔族だけど特に人間のフリが上手いから”。

・魔力は規格外。滅びた存在の力を借りた魔術は本人が意志すれば使う事ができる(※自分の中に滅びたと言えど、力の一部があるので)。術は”混沌の言語”のみで発動可能だが言わなくても基本は意志するだけで使える。魔と神両方の性質を持つ為か精霊魔法から黒魔術(※黒魔術に関しては細かい制約有りなので使うとダメージは一瞬受ける)は一通り扱える。

・ただし上記の”黒魔術の行使”にはいくつかの制約と条件があり、同じ存在から力を借りる時はあえて物理体、そうでない時は大抵、精神体に切り替えてアイディンティを保っている。(元々魔族と同じ精神体なので)と言っても、精霊魔法を使ったとしても受けるダメージは本人も微々たるものなので切り換えない時もある。

・時折、精神を介して自分の中の記憶や思い出を夢のような形で断片的だが”視せる”事がある。本人は無意識であり、接点のあった限られた人間にのみそれは見える。(例として魔王が覚醒する前の某賢者の記憶等)

・実際年齢は、器としての体は生まれて少ししか経って無いが、蓄積している記憶は世界が存在した年月と比例。魔力は大きいのだが、実際の経験値(経験年数)は少ないので加減の仕方が苦手。

・性別は中性

・身長&見た目年齢:人間で言うなら最初は見た目3〜4才児の子供の姿。
→5〜6才程。→後にある事がきっかけで18才〜20才前後―190cm程ある青年型へと成長。(※本来なら魔族に「成長」と言う概念はないが、外から影響を受け、それに合わせて器である身体が先に成長した。実際の精神面はだいたい5〜10才と、実質の時間しか経って無い)

・髪の色:白銀

・瞳:普段は深い紫水晶。瞳孔は針のように細い。虚無の力を使う時のみ金色。

・成年時は細身の長身(190cm位)と髪は腰より下まで伸びている。
背には出し入れ可能な白と黒の翼がある(普段は消している)。また、サラリとした長い尾もある。獣神官のひいては獣王の係累にあたるので(ゼロスの腕=一部=魔力を持ったので)属性に「獣」を持つ。その属性ゆえか爪は鋭く、手の甲や身体の大半は絹のような白銀の毛並みで覆われている。半獣人に近いようなそうでないような。(覆われて無いのは顔と手足の裏だけ)

・人のような容姿をしているが、獣のように細長く垂れた耳と一対のねじれた金の角を持つ。(普段はフードを深く被っている)顔立ちは非常に端正だが感情に乏しい。これは瞳孔が針のように細いせいもあるが、”自我”があまり強く無い為。

・自分の事は「わたし(私)」と呼ぶ。元々性別と言うのは無いが、女性陣の影響。

・基本的に高位の存在程、人の姿、気配を真似できるのだが、ゼフィードの場合はその位に反し完璧な人の姿とは言い難い容姿を持つ(上記)。一時的なら、気配も含めて完璧に”化ける”事はできるのだろうが【元々その必要性がなかった】のと、【最初は形を持つような存在でなかった】事、【魔力が規格外】なのがいくつかの要因。別の理由で明確に言うならば、【本人の自我(意識)が高位にしては”薄い”為】もある。

・追記するなら、”自分が自分である”と言う意識が半ば揺らいだ水面のような状態なので魔だとか神だとかの存在意義に抵触せず、その為、他人の力を借りた魔法も行使できるらしい。

・耳のピアスや足首&手首、首のブレスレットで身体のあちこちに封具(※魔力の制御アイテム)がはめられ、本人でも外せない。また、外そうと思わないようになっている。

・感情には乏しいが、親代わりであるリナ達と接するようになって喜怒哀楽を少しずつだが学んでいる。ゼロスに関しては一種の”兄”のような存在でもあるが、嫌いとも好きとも微妙な距離感と感情を持つ。お気に入りはリナに買ってもらった髪飾りと、いろんな食べ物(直接の栄養にはならないが「味」がするから)。

・物を食べる、眠ると言った行動を普通にしている。と言うより基本的には”真似”をしている。実際、必要はないが人間であるリナ達と一緒にいる内に感化されてするようになった。また、同胞の魔族と同様に負の感情を糧とできるが、ある時リナの指摘後は負の感情を糧としないようにしている。ようするに食べ物を食べると言うのは本人に言わせれば趣味の一つ。剣術に関してはガウリイに基本を習い、成長後はゼロスに互いに滅ぼしかねないよーな戦闘訓練を施された。”戦闘の勘”に関しては未熟なので力押しでしてしまう部分もある。

・自分が”混沌より生まれた存在”という事は漠然とだが認識している。しかしその目的や意味は”思わない”ようになっている。自分とは何なのか、何の為に在るのか、そういったのは強く認識できない。

・リナ達を親のように認識して存在しているのでほぼ一緒に行動している。
俗に言う空間渡り=精神世界からの出現は呼吸をするのと同じで行えるが、よっぽどの事(理由がなければ)がない限り傍を離れる事は無い。初めて”見た”人間がリナだったので「母親」と無意識に慕って節があるが、合理的に考えれば違うとわかっているだけに言えないでいる。

・戦闘時における能力は半端でないが、感情の機微の判断が性質ゆえか、価値観が違うせいか、敵意を持つ者には加減がなく、容赦ない。風と、虚無の黒い雷を体現させる。

・銀の槍斧(ハルバート)を武器に持つ。
これはゼロス自身の魔力で作って与えた武器。ある意味、無闇に本人が虚無の力を奮わなくて良いようにという牽制と配慮。もう一つ、ゼフィード自身が造り出した金色の”悪夢王の剣”がある。ただしこちらは本人には扱えない。あくまで”自身がそれを望んだ”、”他人がそう決断した時”と言う条件下でのみ、使える剣。と言っても形は一級品の剣そのものなので切れ味は良い。

・様々な能力を持っているが、聞かれたり、言われたりしなければ実行できない部分がある。意志が弱いデメリット。しかし頭の回転は早い方で、例えばこぼした紅茶を元に戻す、古い本を新品同様にする、と言った「何かがどうかなった場合」の対処はできる。逆もしかりだが、ここは本人の発想の展開(例:紅茶がこぼれた→困る→戻さないといけないと言う流れ)による。

・たどたどしい口調のばらつきが随所に見られるが、全部が本人の本当の意志で返答しているわけではない。これらは本来の精神が幼いのと思考がシンプルなのもあるのだが、自分以外の生き物がいる世界に存在する以上は会話が必要なので”ヒト”と会話する時には「どう答えれば差し障りがないか」と言う判断を自分の中にある記憶から引き出して一番ベストと思った言葉で答えているのである。また、その基本となっているのが滅びた存在達の微かな記憶と、近しいゼロスの性格やしゃべり方をベースにしているので”ですます”口調はそれの影響。良くも悪くも”自己本心”はなかなか表に出す事ができない性質と言える。

(蛇足説明):この二次小説を書くにあたって、ゼフィードと言うキャラが生まれたきっかけは”滅んだ存在はどうなるのか?”と言う疑問から話が浮かんでます。詳しい構想自体はスレイヤーズ!にハマってからずっと書いてる今も含め、ずっと暖めてた話。


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