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統一協会関連、抗議書・申入書・要望書・質問状・要請書など
申入書:京大学生新聞インタビュー記事について 質問状:文部科学大臣,埼玉県.宮城県知事へ 統一協会からの抗議及び求釈明書
統一協会からの抗議書 日韓トンネル関連 質問状:内閣官房長官安倍晋三氏へ 申入書:統一協会会長へ
抗議書:株式会社エスパルスへ 申込書:多摩市へ 要望書:ソニー・ミュジック・エンタテイメントへ
要望書:民放連、日本放送協会へ 申込書:新宿区へ
要望書:国立大学協会へ 要請書:太平洋の諸国の政府要人接近

2006年(平成18年)6月 19日

千代田区永田町1−6−1
 内 閣 府
千代田区永田町2−2−1
 衆議院第一議員会館602号室
 内閣官房長官   安  倍  晋  三  殿

千代田区永田町2−1−2
 衆議院第二議員会館411号室
  衆議院議員   保  岡  興  治  殿

全国霊感商法対策弁護士連絡会
代表世話人 弁護士 伊 藤 和 夫(東京)
            代表世話人  同  平 岩 敬 一(横浜)
            代表世話人  同  廣 谷 陸 男(札幌)
         (連絡先)東京都新宿区新宿1-15-9 さわだビル5F
              東京共同法律事務所
TEL:03-3341-3133 FAX:03-3355-0445
               事務局長 弁護士 山 口  広


1.当連絡会は、いわゆる霊感商法による被害者の救済と被害の根絶のために1987年5月に全国の約300名の弁護士によって結成された連絡会です。
2.世界基督教統一神霊協会(以下「統一教会」)は、霊感商法の手口による献金等勧誘事件や統一教会への入教勧誘の手口の違法性を問う裁判で、再三にわたって信者らの行為の違法性とともに、宗教法人統一教会としての法的責任を認める判決を受けています。念のために、これらの判決の概要を記録した文書を同封します。ところが統一教会は、再三司法において違法であると判断された違法な資金集めや違法な信者勧誘の手口を繰り返し、これによって新たな被害者を生み出し続けています。
霊感商法や献金強要、借金名目の金銭領得等のため、現在でも全国各地で合計14件の裁判が係属中であり、その遵法精神の欠如は他の宗教団体に例を見ない悪質性が顕著です。
3.また、統一教会は、韓国やアメリカの統一教会グループの財政的な危機を乗り切り、韓国やアメリカの事業などに資金をつぎ込むために、これまで以上に高額の献金(毎月数十億円)を文鮮明に提供させるべく、組織の立て直しをねらって、韓国人信者を多数日本に入国させ、各地区組織の責任者に就任させています。その人数は数百人に及んでいます。彼らは文鮮明の指示で全国各地の地域や地区の責任者として配置され、日本人信者に厳しい資金集めを指示しています。その実態は、信者に対し、霊界での恐怖をあおって畏怖した信者の全財産を統一教会に提供させようとするもので、宗教活動としての許容範囲を逸脱した違法なものであることは明白です。
4.現在統一教会は、世界平和女性連合、真(まこと)の家庭推進委員会、世界平和連合、韓日人協会等様々な統一教会のダミー団体の名称を用いて、その正体を隠して信者集めを行い、また、先祖因縁による欺 、脅迫を行って献金を強要し、高額な物品の購入を迫っています。ボランティア団体と称するしんぜん会や野の花会の名称を用いたインチキ募金集め、物品販売を全国で行っているのも統一教会です。
5.更に、2005年9月、統一教会は新たなダミー団体として天宙平和連合(UPF)を創設しました。この団体の総裁は統一教会の教祖文鮮明とその妻の韓鶴子です。この団体は、霊界と地上現実社会とを通して平和を実現すると称して、死後霊界で天国に入るためには献金をしなければならないなどとして、新たな資金獲得活動などをしています。この団体主催による「祖国郷土還元日本大会」が本年5月13日「マリンメッセ福岡」で開催されました。この大会では、2500組の男女による合同結婚式も開催されました。ところが、その大会に宛てて安倍晋三、保岡興治両氏が祝電を送ったという事実が、5月14日付の統一教会系新聞「世界日報」(韓国)に掲載されています。
天宙平和連合(UPF)の総裁が文鮮明夫妻であることから、天宙平和連合(UPF)が統一教会のダミー団体であることはあまりにも明らかです。内閣官房長官、衆議院議員という公職にある貴殿らが、これら公職の肩書きを付して、統一協会の大会に祝電を送ることは、上記世界日報に報道されることによって、安倍、保岡両氏は実質的に統一教会の活動に賛同しこれを推奨しているとして、統一教会の内外で宣伝されかねません。当連絡会は貴殿らの今回の行動は非常に遺憾であると考えています。
6.そこで、以下の質問に是非ご回答いただくようお願いします。
(1) 貴殿らは、どのような事情で祝電を送られたのでしょうか。
(2) UPFが統一教会系であることをご承知だったのでしょうか。
(3) 貴殿らの公設、私設秘書には統一教会の信者としての経歴を有す者はいませんか。
(4) 今後、統一教会の組織活動について同様の対応をするお考えでしょうか。
以上4点について、6月25日までに当連絡会事務局長山口広宛、書面により回答していただきますようお願い申し上げます。
当会としては、これ以上統一教会による深刻な社会問題を拡大させることのないよう、安倍、保岡両氏が特段の配慮をなされるよう強く申し入れます。

*これに対する両氏からの回答はありません。

2006年(平成18年)7月 5日

千代田区永田町1−6−1
 内 閣 府
千代田区永田町2−2−1
 衆議院第一議員会館602号室
 内閣官房長官   安  倍  晋  三  殿

全国霊感商法対策弁護士連絡会
代表世話人 弁護士 伊 藤 和 夫(東京)
            代表世話人  同  平 岩 敬 一(横浜)
            代表世話人  同  廣 谷 陸 男(札幌)
         (連絡先)東京都新宿区新宿1-15-9 さわだビル5F

TEL:03-3341-3133 FAX:03-3355-0445
                 弁護士 山 口  広


1.当連絡会は、世界基督教統一神霊協会(以下「統一協会」)が組織的に行っている霊感商法による被害者の救済と被害の根絶のため、1987年5月に全国の約300名の弁護士によって結成された団体です。
  当連絡会は、2006年(平成18年)6月19日付で、貴殿に対し、貴殿が、統一協会のダミー団体である天宙平和連合(UPF)が、同年5月13日にマリンメッセ福岡で開催した、「祖国郷土還元日本大会」に、内閣官房長官の肩書きを付して祝電を送った事実について、下記の質問事項を記した公開質問状を送付し、同年6月25日までに書面で回答するように要求しました。
(1) 貴殿は、どのような事情で祝電を送られたのでしょうか。
(2) UPFが統一協会系であることをご承知だったのでしょうか。
(3) 貴殿の公設、私設秘書には統一協会の信者としての経歴を有する者はいませんか。
(4) 今後、統一協会の組織活動について同様の対応をするお考えでしょうか。
  ところが、貴殿は、きわめて遺憾ながら今日まで何らの回答もしません。
  当連絡会は、貴殿に対し、本書面をもって貴殿の不誠実な態度について抗議するとともに、改めて上記質問事項、及び加えて (5) 祝電とはどのような内容であったのかの5点つき、速やかに回答するよう求めます。
2.当連絡会の本件公開質問状に関する新聞報道等によれば、貴殿は、報道機関に対し、「私人としての立場で地元事務所から『官房長官』の肩書で祝電を送付したとの報告を受けている。誤解を招きかねない対応であるので、担当者にはよく注意した」とのコメントを出したとのことです。
  貴殿が統一協会の集会に祝電を送るということは、貴殿が統一協会の活動に賛同し、これを激励している趣旨であることは、誤解されようのない事実です。
  統一協会は、今日もなお、きわめて多数の善良な市民に対し、先祖因縁による脅迫を行い、その資産の全部を奪い取る反社会的活動を継続しています。貴殿が、こうした統一協会の活動に賛同し、激励している事実に鑑みれば、貴殿が統一協会と深い関わり合いを持ち、あるいは貴殿の周囲に公設秘書あるいは私設秘書などとして、統一協会関係者が存在しているのではないかという疑いを感じざるを得ません。
  本来、貴殿は、内閣官房長官として、統一協会のこうした反社会的な活動に対し、善良な市民を守るために適切な施策を講じる責任を負っているはずです。そうした役割を期待されている貴殿が、今回の行動により、逆に統一協会の反社会的な活動にお墨付きを与え、これを援助、助長していることについては、法律上も多大な問題を有すると指摘せざるを得ません。
  当連絡会は、貴殿に対し、反社会的な活動を行っている統一協会とのこれまでの関係をきちんと明らかにし、今後は統一協会との関係を絶つよう求めます。
  なお、当連絡会は、来る7月13日午後1時から、参議院議員会館第4会議室において、統一協会の実態を訴える集会を予定しています。この集会に貴殿が出席し、統一協会の実態を認識していただくよう本書面をもって併せて求めます。

*これに対する回答はありません。


2006年(平成18年)7月 5日

千代田区永田町2−1−2
 衆議院第二議員会館411号室
  衆議院議員  保 岡 興 治 殿

     全国霊感商法対策弁護士連絡会
代表世話人 弁護士 伊 藤 和 夫(東京)
            代表世話人  同  平 岩 敬 一(横浜)
            代表世話人  同  廣 谷 陸 男(札幌)
         (連絡先)東京都新宿区新宿1-15-9 さわだビル5F

TEL:03-3341-3133 FAX:03-3355-0445
                    弁護士 山 口  広


1.当連絡会は、世界基督教統一神霊協会(以下「統一協会」)が組織的に行っている霊感商法による被害者の救済と被害の根絶のため、1987年5月に全国の約300名の弁護士によって結成された団体です。
  当連絡会は、2006年(平成18年)6月19日付で、貴殿に対し、貴殿が、統一協会のダミー団体である天宙平和連合(UPF)が、同年5月13日にマリンメッセ福岡で開催した、「祖国郷土還元日本大会」に、元法務大臣である衆議院議員の肩書きを付して祝電を送った事実について、下記の質問事項を記した公開質問状を送付し、同年6月25日までに書面で回答するように要求しました。
(1) 貴殿は、どのような事情で祝電を送られたのでしょうか。
(2) UPFが統一協会系であることをご承知だったのでしょうか。
(3) 貴殿の公設、私設秘書には統一協会の信者としての経歴を有する者はいませんか。
(4) 今後、統一協会の組織活動について同様の対応をするお考えでしょうか。
  ところが、貴殿は、きわめて遺憾ながら今日まで何らの回答もしません。
  当連絡会は、貴殿に対し、本書面をもって貴殿の不誠実な態度について抗議するとともに、改めて上記質問事項、及び加えて (5) 祝電とはどのような内容であったのかの5点につき、速やかに回答するよう求めます。
2.当連絡会の調査によれば、貴殿は、上記集会に妻を出席させ、統一協会の教祖文鮮明の妻韓鶴子、その息子文國進らに記念品を贈呈する役割もさせています。
  貴殿が統一協会の集会に祝電を送り、妻を出席させたことは、貴殿が統一協会の活動に賛同し、これを激励している趣旨であることは、明らかな事実です。
  統一協会は、今日もなお、きわめて多数の善良な市民に対し、先祖因縁による脅迫を行い、その資産の全部を奪い取る反社会的活動を継続しています。貴殿が、こうした統一協会の活動に賛同し、激励している事実に鑑みれば、貴殿が統一協会と深い関わり合いを持ち、あるいは貴殿の周囲に公設秘書あるいは私設秘書などとして、統一協会関係者が存在しているのではないかという疑いを感じざるを得ません。
  貴殿が法務大臣当時に秘書官として任用し、公設秘書としても雇用していた山下徹殿とその妻は、1975年の1800双の合同結婚式に参加した統一協会信者であった者であり、この点について、貴殿は、法務大臣当時、参議院決算委員会で質問まで受けています。
  本来、貴殿は、衆議院議員として、統一協会のこうした反社会的な活動に対し、善良な市民を守るために適切な国政調査権を行使し、必要な立法措置を講じるなどの責任を負っているはずです。そうした役割を期待されている貴殿が、今回の行動により、逆に統一協会の反社会的な活動にお墨付きを与え、これを援助、助長していることについては、法律上も多大な問題を有すると指摘せざるを得ません。
  当連絡会は、貴殿に対し、反社会的な活動を行っている統一協会とのこれまでの関係をきちんと明らかにし、今後は統一協会との関係を絶つよう求めます。
  なお、当連絡会は、来る7月13日午後1時から、参議院議員会館第4会議室において、統一協会の実態を訴える集会を予定しています。この集会に貴殿が出席し、統一協会の実態を認識していただくよう本書面をもって併せて求めます。

*これに対する回答はありません。





申入書:京大学生新聞インタビュー記事について 質問状:文部科学大臣,埼玉県.宮城県知事へ 統一協会からの抗議及び求釈明書
統一協会からの抗議書 日韓トンネル関連 質問状:内閣官房長官安倍晋三氏へ 申入書:統一協会会長へ
抗議書:株式会社エスパルスへ 申込書:多摩市へ 要望書:ソニー・ミュジック・エンタテイメントへ
要望書:民放連、日本放送協会へ 申込書:新宿区へ
要望書:国立大学協会へ 要請書:太平洋の諸国の政府要人接近