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日米外相会見要旨

日米外相会見要旨

 【ホノルル時事】27日に行われた日米外相共同記者会見の要旨は次の通り。
 〔レアアース問題〕
 クリントン長官 (中国の輸出手続き停滞は)一つの警鐘だった。全世界がもっと供給源を追求すべきだと思う。
 前原外相 日米で緊密に連携協力しながら、多角的な資源外交を行っていくよう努力したい。
 〔日米安保〕
 外相 (米国の)対日防衛やわが国の周辺の地域における事態について、より円滑な日米協力を実現するため、協議を深めていきたい。
 長官 改めてはっきり言う。(尖閣諸島は)日米安保条約第5条の適用対象だ。
 外相 勇気づけられた。今後とも日米協力を行い、日本の安全保障のみならず、地域の安定のために努力していく。
 〔思いやり予算〕
 長官 日米同盟に対する重要な貢献だ。その在り方について非常に前向きな形で対話中だ。
 〔普天間問題〕
 長官 普天間移設など米軍基地再編問題について協議した。米国の目標は今も変わっていない。(基地としての)運用が可能で、政治的に維持できる態勢が望ましい。
 〔TPP〕
 外相 政府・与党内で、基本方針策定に向け議論している。
 長官 日本の関心を歓迎し、後押ししたい。(2010/10/28-21:01)


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