2010年10月26日

本日の健康オチ

鳥インフル:関係省が対策会議(毎日新聞)

カモのふんから鳥インフルウイルス 北海道稚内(朝日新聞)

強毒型のH5N1です。

「努力は報われる」という教育が日本をダメにする

経済がインフレで成長している時期はこういう考え方でもよい。
ポストは増えていくし、みんなおおむね経済成長の恩恵に浴することができるから、それを努力=払った苦痛の引き換えとして自分の内面で正当化できるからだ。
これに対して日本みたいな失われた20年というようなことになってしまうと、どうなるか?
報われる成功のパイが減って、犠牲に払った努力=苦痛が報われない人が大部分になると、人間はますますマイナス思考しかもてなくなってしまうのである。
そして日本人の場合、民族性として集団無意識レベルで「努力は報われるべきだ」と強く強く信じているわけだから、現実と集団無意識の信念との間で精神が引き裂かれてしまい、うつ病、最悪は自殺に至るのである。
だから、日本人は努力すれば報われるなどという現実に合わない信念は放り投げてしまうべきである。例えば努力したら大金持ちの家に生まれてくることができたか?あるいは、友人のだれだれはコネで一流企業に内定がもらえたが、あなたはまだ就職先が決まらないのは努力とどのような関係があるのか?そもそも努力していないといわれる人であっても、その人の思考回路と行動力の中でせいいっぱいやった結果がそれなのである。
だから、こう考えよう。
努力したら報われるではなく、今心からワクワクするものを全てやりなさい。
それがあなたの天命であり、成功への近道なのだ。

ソース―あなたの人生の源はワクワクすることにある。(著)マイク マクマナス

普及版ソース・セルフ・スタディ・キット

「精神力や集中力は自分次第で何とでもなる」という実験結果(ライフハッカー)

【抜粋】スタンフォード大学の心理学者によると、リフレッシュするのは脳にはもちろん良いことだそうです。ですが、精神力というのは、疲れた作業を続けると減っていくようなものではなく、精神力というものに対する考え方や、信念によって左右されるものなのだそうです。
つまり、精神力は物理的に限りあるものだと考えていると、大変な仕事をすれば、それだけ疲れやすくなるが、精神力は簡単に目減りするようなものではないと思っていると、いつまでも頑張れる、というのです。
スタンフォード大学の学生に、精神力について事前に知識を与えた上で、集中力が必要な、疲れる作業を行わせる実験をしました。すると「精神力には限界がある」と教えられた学生は、「精神力は自分次第で何とでもなる」と教えられた学生よりも、集中力実験の成績が悪かったそうです。
また、「精神力に限界がある」と思っている学生は、「自分次第で何とでもなる」と思っている学生よりも、ジャンクフードの誘惑に負けて食べてしまう人が24%多く、やるべきことを先送りしてしまう人も35%多かったそうです。
【中略】
この研究結果を踏まえると、食事制限が必要な糖尿病患者や、締切仕事を抱えたビジネスマンなど、誘惑に負けずに集中力を持続しなければならない人には、この精神力は自分次第で何とでもなるという説を、強く信じさせるやり方が有効かもしれません。まったく根拠の無い情報では信憑性がないと思いますが、このような実験結果があれば信じられることでしょう。
この精神力の説に限らず、どんな内容であれ、自分の信じていることが、自分の行動やパフォーマンスに影響を与えているということになります。そう考えると、自分に入ってくる情報をポジティブなものにしていくことが、前向きで生産性の高い行動に繋がると言えるのかもしれません。

★付け加えるなら、自分に入ってくる情報の中には、あなたの思考も含まれる。そんなバカな、というなかれ。人間は自分でものを考えていると錯覚しているだけで、思考は意識の表面に自動的に沸き上がってくる記憶の再生にすぎない。人間に通常いわれる意味での自由意志など存在しない。人間は自分が何を思考するかを選ぶことができないからだ。例えるなら、映画館に一旦入って上映が始まってしまうと、その上映されている作品が途中で気に入らなくなったからといって、そのストーリーをかえることはできないような話だ。ただ、その作品が気に入らないなら、その部屋を出てゆき、違う作品を見る自由はある。言ってみればテレビのチャンネルをかえることと同じだ。周波数は選べるが、放送されている番組の内容はどうこうできない、そういう話だ。成功哲学の根底にあるのはそこなのだ。ポジティブシンキングも思考だから、それは無理やりできるものではない。ただ、意識の焦点をかえることは今すぐにでもできる。その一番簡単な方法が朝先祖供養の線香をあげることだったり、なんにでも意識的に感謝してみることだったりする。この方法は私が今まで紹介した本を実践するなら誰にでも行うことができる。あなたは視聴者であってプロデューサーでないのだから、今放送されている貧乏という番組のシナリオを途中で変更することはできない。しかし見る番組を愛・豊かさ・健康・平和に変えることはできる。

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思考の力(著)ジョン ゴールドスウェイト

サイババを手から灰を出す奇術師のオッサンと侮ることなかれ。ラマナマハリシなどと並ぶインドの不二一元哲学の正統な流れを汲むグルである。

私はこうして祈る―人と時と場合に応じた祈り(著)谷口 雅春

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60年前発見の抗生物質復活、多剤耐性菌に効く(読売新聞)

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対訳 ブレイク詩集―イギリス詩人選〈4〉 (著)ウィリアム ブレイク
To see a world in a grain of sand
And a heaven in a wild flower,
Hold infinity in the palm of your hand
And eternity in an hour.

ヨーヨー・マ プレイズ・モリコーネ
これを聞いて癒されるがよい。
高血圧の奴は血圧を測る前にこれを聞いたら10は下がるだろう。うちの妹で実証済み。

fgejtocfk4fk5j23dk5 at 07:57│Comments(7)この記事をクリップ!健康 

この記事へのコメント

1. Posted by    2010年10月26日 11:10
努力は必要条件であって十分条件ではない。ただそれだけ。
2. Posted by 陳胡痒   2010年10月26日 11:25
本当に好きなことをやっているときに、それがはたから見ていてどんなに大変なことに見えても、本人は努力している、将来の見返りのために苦痛を払っているとは感じない。
従って、努力は成功のための必要条件とはいえない。
努力が必要であるというのは儒教的な文化背景によってプログラムされた思い込みにすぎない。
3. Posted by    2010年10月26日 12:04
↑ああ、ここでいう努力はそっちの意味でしたか。
まあ、なんにせよ粛々とやり続けるだけですが。死して後止む。
4. Posted by 陳胡痒   2010年10月26日 12:16
努力というのは、将来のより大きな利益と勝手に想像しているものを得る見返りに、現在一番したいことや現在の時間を犠牲にするということである。
そうしたものは全く意味がない。
そもそもその将来の状況が手に入るかどうかは全く不確定なのであって、手に入ったとしてもそれはそれで通常、新しい苦痛が持ち上がってくるばかりである。
私はそれ以前に自由意志の存在を認めていないのだから、努力する主体というのも錯覚だと認識しているのである。
ああそうだ、これはマジで実話なんだが
5. Posted by 陳胡痒   2010年10月26日 12:25
私は今まで日本で一番頭がいい人と努力した人が入るとされている東京大学を卒業した人二人と知り合いになった。
一人は同じ中学出身の高校の同級生で、彼はいわゆる努力家のタイプで、深夜まで寝る間も惜しんで勉強し、一浪して東大に入った。
ご両親の喜びようも大したもので、卒業後は当時私の父が勤めていた某大手メーカーに入社した。しかし最初の異動で総務部門に配属されたときに、人生は暗転した。いろいろブラックな人たちと折衝をしなければならない職場に耐えられなくなってうつ病になり、自殺してしまったのだ。
ご両親の落胆たるやもう悲惨なもので、母上はまもなく精神に異常をきたしてしまった。その後のことは知らない。
彼が自殺する原因になった総務部に配属される理由となったのが、彼が大学で民事介入暴力だのそうしたことで論文を書いたからだと伝え聞いたから、人生というのはなんという皮肉だろうと思ったのだ。
私はサラリーマン生活の最後に総務部門に配属されたが、それは望んでのことではなく、病気療養のための配置だったから尚更だった。
6. Posted by 陳胡痒   2010年10月26日 12:32
もう一人の東大卒は会社員になってから趣味のことで知り合いになった同年代の人で、この人がすごいのは、記憶力である。
彼のいうことによれば、彼は中高一貫の私立校の出身だが、いわゆる塾や予備校というものに高校最後の夏休み以外、一回も通ったことがなく、インターハイにも出場したことがあるスポーツマンであり、まんがをかかせてもうまい。詩を作るのは好きだが、こちらが恥ずかしくなって読めたものではないか。
高校の同級生と何が違うかというと、彼は東大に入るのに一切努力しなかったというのである。学校で教えられる教科書の内容を家できっちり復習する以上のことはしなかったと。
また東大に入るという目標も立てなかったそうである。
今では5ヶ国語で読み書きする彼にとって、東大に入ることも、陸上競技を楽しんだことも、語学の勉強をすることも、自分の専門分野で家に何日も帰らずに泊まりこみで研究開発をすることも、同じことなのである。
本人に言わせれば、楽しいからしているだけ。
7. Posted by 陳胡痒   2010年10月26日 12:35
彼は40代で童貞で、結婚する予定の人もいないが、なぜそうしないかというと、女性とつきあってもワクワクしないし、面白くないから、と。そんな時間があるなら研究所で何時間も過ごしたいのだそうだ。
で、この人の親はというと、うちの息子はなんで結婚しないのだろうと胸を痛めているといういことだ。
私はこの人は間違いなく人生の成功者だと思う。そういうことだ。

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