台灣在住日誌
過去的記録
中華民国94年 四月至五月
2005/04/24 : 星期日 あの「電車男」が遂に中国語化しましたよ〜。ちょっとびっくり。 先々週かな。用事があって、軍服のまま出かけたのですよ。 手に持つビニール袋には何故かガシャポンが千元分はいってましたが。 駅の手前で、野戦服着たまま、 「びんちょうタン」やら、「仮面ライダー響鬼 音撃変身」やら、 「スーパースパイVS特捜刑事」を回す事に興じるあんとにー軍曹。 店員さんと響鬼やブレイドについておおいに語り合うあんとにー軍曹。 …周りの視線がかなり痛かった…。 あ、そうそう。日本で一つ200円のガシャポン、台湾では一つ50元なんですが、 今の為替レートで計算すると、200円イコール台湾ドルの59元…、 つまり、台湾で買うと日本より微妙に安いのです! …台湾でオタ者やってる身としては、安いのは嬉しいことだね〜。 閑話休題。 帰りの電車がそろそろ来るなー。と 駅へ向かう途中、金石堂(大型チェーン系の本屋さんね)通りすぎた。 すると、なんと! 外向きのウインドウにでっかく「電車男」のコマーシャルが張られてるではないですか! うはー。 その一瞬で思ったのは、 「日本人でも理解するのに時間がかかる2ch用語をどう処理するんだろう…?」 でも時間が無くって、惜しくもページをめくることなく部隊へ帰還。 部隊の連中には、「スーパースパイ〜」のマイクアドバンス(盗聴機っぽもの)や、 金属探知機がうけてました。 で、先週の休暇明け。 愛読書がコンバット、というサバゲーマニアな同じく軍曹である先輩が 「なぁ、この本知ってるかい?」と「電車男」を手渡して来た。 …これは天が私にサイト更新しろ〜と言ってるように思えてました。 まぁ、ともかく、ぱらぱらっとめくりながら、なんでこの本買ったんですか?と質問。 「電車に乗ってたらな、となりの人が読みながら笑ってたんで、興味がわいたんだ」 なるほどー。 「軍曹〜。ここにある秋葉系とか、御宅族(OTAKU)ってなんですか?」と、 一緒にだべってたパンピーな誰かさんが聞いてくる。 ああ、それは私や、こいつ(先輩を指しつつ)や、 あいつ(丁度寝室に入ってきた舞-HiMEスキーでガンダムオタを指しつつ)の事だよ。 「…なるほど、よく分かりました」 …即座に了解されてるし! まぁ、ともかく、電車男を翻訳した訳者さんは、 さすが「蹴りたい背中」など、若者向けの小説を翻訳している方だからだろうか、 自然体な文章で書かれてる。 気になる2ch用語は、日本語版の始めの部分にもある「用語解説」に 更に中国語解説を付けてます。 例えば: ノシ:さようなら、と言う意味:本編では「じゃっ!」と訳されてた。 ただ、あぽーん、とかはやはり言葉の壁が立ちふさがっていたのか。 意味的にしか翻訳出来なかったようです。あぽーん⇒削除。 ま、出版物としては特殊な内容である電車男ですが、 中国語版はかなり楽しめました。 つか、四分の一あたりまで読んで、先輩に取り戻されちゃいましたが。…弟に買わせよう。うん。 今度日本語版ともう少し詳しく照らし合わせても、面白いかも。 しかしなぁ、翻訳物はやはり訳者命!です。 少し前に「空の境界」も中国語版でましたが…、 なんじゃこりゃ?と首を傾げてしまうような、読みにくい内容になってました。 当時ネットでも「もっと上手い訳者を使えよ!」と批判されてましたなぁ。 奈須きのこさんの、 独特な文章を上手く中国語へ置き換えられる訳者なんているのだろうか…? ところで。 このお化け探知機、開発元のソリッドアライアンスは1台私に貸し出すべきだ! 弟、霊感強いしねぇ。 夜道とか一緒にあるいてて、 急に「もう少し右へ寄ろう。ぶつかるよ」とか言ってくるので。 探知機持って、いざ!検証の夜道散歩へ! 弟が来た、と言ってきたら、即座に探知機の反応を伺うのです。 これでこの探知機がモノホンかどうか見極められるという!! 素晴らしい!ブラボーですよね!?>ソリッドアライアンスさん!? ちゃんとしたデータ送るからさぁ。1台カモン! 2005/05/30 : 星期一 5月二日からず〜と家に帰られなかったあんとにーです。 やっとの休暇は家で寝たきり老人ならぬ、食っちゃ寝軍人となっておりました。 5月22日は私の誕生日だったのですが、軍隊で過ごすはめになっちゃいましたし。 …まぁ、他の部隊へ仕事で行った際に、自分へプレゼントを買っちゃいましたが! …いやはや、 まさかこの三人が同時購入出来るとは、思ってもいませんでした。 すごい街だな!中歴は!! 台北県の西南方向へ隣接している桃園県にある中歴という場所は、 軍内の仕事でよく行くのですが、 土地が安く、学生も多い為か、趣味系の店が多くあるんですよ。 ガシャポンやフィギュアの店がとくに多く、 それでいてオタッキーな雰囲気はほとんど無い為、 店内では女性を含む一般人も大勢いたりするんですね。 …むしろオタクには入り辛い感じもしますが(笑) 店員さんも、ほとんどが今時の女性でしたしねぇ。 今回やっと、土曜から月曜(今日)まで三連休を貰いましたが、 また6月末の軍団検査複査へ向けて、色々と準備せなあかんのかと思うと凹みます。 いまだに弟子が来ないし!! 軍内の習慣では、自分の仕事の後継者は「後輩」ではなく、「徒弟(弟子と言う意味)」と呼び、 弟子は先輩を「師父(スーフー・師匠と言う意味)」と呼ぶのです。 普通は退役三ヶ月ほど前から弟子がつくのですが、うちは人員補充が遅い為、 退役まで働きつづけなければならんのです。 実にイヤな部隊だ…。 ところで、私の兵役終了まで残りあと73日。 そろそろ軍隊の友達達の写真を撮りたいなーと思ってたのです、が、 うちにあるデジカメは三年ほど前のサンヨーのMZ3。そして去年買ったキャノンS1 ISの2台。 S1は大きすぎるし、MZ3はそろそろ寿命気味だったんで、 なんか新しい普段持つデジカメが欲しかったんです。 軍にこっそり持ち込めるような薄いデジカメがいいなーっと。 (注:本当は禁止されているのですよ、デジカメや携帯電話の持ち込みは。 ただし、携帯は皆持ってきてるので、大っぴらに使わない限りはおーけー。 カメラは、機密となる物をうつさない限りはぎりぎりで黙認。) で、候補に上がったのが、 尼康(ニコン)のCoolpix S1 ,富士(フジ)のFinePix Z1、新力(ソニー)のT7 以上の三機。 S1はあんまり好きなデザインじゃないんで、はじめに却下。 Z1は、大人気なF10と同様、高感度でも綺麗に撮れる!と言うのが魅力的であるが、 台湾では何時出るのかわかんないので、「今回は」却下(今後買うだろうけれど) なので、消去法からソヌーのT7を購入しました。 価格は、本体:15200元(クレジットカード使用故、税込み価格です。現金価格は14800元) 保証付き非純正電池が800元。 純正メモリースティックPRO DUO 256Mのが1400元。 ちなみに、買ったのは台湾代理版。日本でいえばT7(JE)と表記される機種ですね。 メニューに日本語がないのはちょっとしょぼーん。 本体価格を現在レートで換算すると…、うぎゃー!高過ぎないっ!?な52200円程。 メモステは日本とほぼおなじで4800円程。 むぅー、ソヌーはやはり高いなぁ。だったら日本で買えば良いじゃない? と言う方も居るでしょうが、そこは、ほれ、デジタル製品だからね。 修理問題とかも考えると、致し方ないんですわ。 …しかし日本より一万円も高いのかぁ(涙) さて、買ってまだ間も無いので、 詳しいレビューはデジカメWatchやIT mediaライフスタイルなんかの専門家等に任せるとして、 ちょっとした感想を。 まずは外観から。 買ったのは、残り少なかったブラック。 シルバーはあんまり好きじゃないので、黒があったのは嬉しいです。 手に取ってみる。 本当に薄い!そして良い質感です。流石はPSPを作ったソニー、という事だろうか。 よく言われているのが、「レンズカバー、なんだか厚すぎない?」。 実際手にして見ると、さほど気になら無くなります。 コレくらいの厚さが有った方が、むしろスイッチとしては使いやすいのね。 右手の人差し指でパチンッ、と下へ押しつつ、左手の親指で操作開始。 「撮りたい!」と思った次の瞬間には、もうスタンバイおっけ〜という、 流れるような動作が一拍で可能。 普通メニューなどのスイッチ類は右側に有る為、 左に設置してあるT7は、始めは戸惑うのですが、慣れちゃえばこれはこれでよいのだな、と納得。 本体が薄い割には、結構重いです。ストラップで首にかけると、ちょっと呼吸困難に(笑) 胸のポケットには入れないほうがいいでしょうねぇ。 そして、薄い割には、しっかりした結構なので、 メモステやバッテリーのカバーも頼もしい感じ。 撮影時の操作感は、ほぼカメラにお任せコース、ですな。 ホワイトバランスや、ISO値などは、予め設定しておいて、 撮る時には: メニューボタン→露出補正を上下ボタンで調整→シャッタ〜〜チャ〜〜〜ンス!!懐かしき同級生2よ! ぱしゃり。 という使い方になりそうです。 細かい設定は時間がかかるので、期待しないほうがいいでしょう。 写真の色は結構好みな、ナチュラルかつシャープ系。 …なんだか微妙にぼやけてる気がするのは、撮影技術のせいか…? 今回乗っけた写真は全部ISO400で撮ってます。 ノイズは…まぁ、この大きさのレンズでは普通レベルかな? データサイズ五メガも必要ないんで、普段は全部1Mで撮る事になるでしょうな。 バッテリはフル充電でも75分持つかどうか、という情けない容量。 改良するとしたら、まずはこのバッテリーからして欲しいですね。 あとは、液晶画面が、なんだかISOが400の時のようなノイズが多いのですが、 これは2.5型液晶だからなのかな? 家族用機としては物足りないでしょうが、個人用のサブ機、としてなら、 なかなか良い選択でしょう。 ちなみに、今買うと、本体、バッテリ、メモステと名刺が入れられる革製ケースがついてきます。 さーて。そろそろ準備して、また軍へ戻ります。 …次は何時家に戻れることやら… |