浅田真央「キム・ヨナの欠場は気にしない」
  浅田真央が「キム・ヨナがグランプリに出場しないからと意欲をなくしたりはしなかった」と勝利への意欲を燃やした。

  共同通信は22日から名古屋で開かれるフィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第1戦、NHK杯を控え、21日に公式練習を行った浅田がこう述べたと伝えた。

  浅田は、「キム・ヨナが欠場するというニュースを聞いたとき、特に何も感じなかった。いま自分に重要なことは今回の大会でよい演技を見せることだけ」と抱負を述べた。

  浅田はまた、「ジャパンオープンを終え佐藤信夫コーチとジャンプに重点を置いて練習してきた。多くのファンが見守っているだけにパワーをもらって良い演技を見せたい」と覚悟を示した。

  浅田は6月から複数のコーチの指導を受けジャンプを磨くのに力を入れてきたが、今月2日に初めて出場したジャパンオープンのフリー演技で自身のシニア転向後ワーストとなる92.44点を取るにとどまった。

  特に7回のジャンプのうち、成功したのが1回だけというほどジャンプが崩れた浅田は、この日の公式練習ではいっそう改善した姿を見せた。

  スポーツ報知など日本のスポーツ新聞は、「5回のトリプルアクセルにすべて成功し、2連続3回転ジャンプにも成功するなど訓練の成果が現れた」と伝えた。

  一方、予定されたアイスショーの日程を最近終えたキム・ヨナは、来年3月の世界選手権大会出場を目標にピーター・オペガード新コーチと訓練を行っている。


この記事を読んで…
関連ニュース

    新着ニュース