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連合ニュース 韓国語原文

「OECD国家の教科書 韓国内容歪曲」(総合)

2001年08月29日(水) 15:09

(ソウル=連合ニュース) アン・スフン記者 = 経済協力開発機構(OECD) 国家の歴史教科書の韓国関連の内容中の相当部分が、事実が間違っていたり、否定的に描写されていることが分かった。

国会教育委 所属 ハンナラ党 クォン・チョリョン(権哲賢) 議員は、29日教育部が提出した「OECD国家の小・中学校課程の歴史教科書の韓国関連の記述内容」という報告書を分析した結果、「韓国関連の記述内容がほとんどない13ヶ国を除外した残り15ヶ国のOECD国家の教科書の韓国関連の内容中の相当部分が、事実が歪曲されたり、後進国, 独裁国家など否定的に描写されている」と明らかにした。

クォン議員側は「特に米国をはじめとする多くの国家で日本中心の歴史観をそのまま借用していて、最近の発展の姿よりは「中国と日本の属国として綴られている歴史を持っている」という具合の過去中心の記述内容が主流をなしている」と述べた。

実例として、チェコの教科書は韓国をチリ, パラグアイなどと共に「独裁及び傀儡国家」と規定した後、「政治的、軍事的に帝国主義に依存している」と記している。

カナダは「日本が韓国の教育機会を拡大させようという努力をした」と歪曲記述していて、オーストラリアの教科書は李舜臣(イ・スンシン)将軍を「イ・ソン(Yi-Sun)」将軍と間違って記している。

特に英国の教科書は「366-562年、日本が韓半島南部を征服した」という日本の任那日本府説をそのまま採択していて、米国とメキシコ, スペインなどは東海を日本海と表記していることが分かった。

また、オーストリアは韓国を小規模営農国家と描写していて、フランスは韓半島のあらゆる歴史は中国と日本の侵略と威嚇として綴られたと紹介している。

クォン議員は「韓国に対するイメージを向上するために事実歪曲や偏向的見解の教科書の内容を正すことができる外交的努力を急ぐべきだ」と述べた。

ash@yna.co.kr