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連合ニュース 韓国語原文

<「外国の教科書 韓国歪曲深刻」>

2001年09月11日(火) 11:16

(ソウル=連合ニュース) ファン・ジョンウク記者 = 国会統一外交通商委所属 ハンナラ党 ソ・チョンウォン(徐清源)議員は11日、韓国国際交流財団の国政監査で外国の教科書の韓国関連歪曲事例を具体的に提示して、対策作りを促した。

ソ議員が提示した資料によれば、米国, スペイン,メキシコなどは東海を「日本海」と表記していて、米国の教科書は「日本が韓国の南の端に貿易基地や軍事的植民地を維持した」と日本が主張する「任那日本府説」を濾過なしに紹介した。

「366-562年、日本が韓半島南部を占領した」という英国の教科書も同じ事例。

また、カナダの教科書は「韓国は数百年間中国の属国だった」、「日本は韓国の地で大きな発展を成し遂げた。鉄道と道路、港を建設し、産業を発展させて、教育機会を拡大させようと努力した」と記載されている。

ドイツの教科書は「非武装地帯で国境守備隊の暴力的衝突が頻繁だ。両国政府が強力な兵力を維持して、自国内部の独裁を維持するために相互挑発に対する恐怖心を誘発している」と南北朝鮮の状況を誇張・歪曲していると、ソ議員は指摘した。

この他に、タイの教科書は「韓国が17世紀に中国の支配に入っていて、これは中国が弱くなった19世紀末まで続いた」と叙述している。

これについて、ソ議員は「経済協力開発機構(OECD) 加入国中の15ヶ国の歴史教科書が、韓国関連の内容を相当部分歪曲したり、韓国を後進国、独裁国家など否定的に描写していて、アジア国家の教科書歪曲も深刻な水準」とし、「国際交流財団は国際社会で韓国に対する正しい認識と理解を図るのに積極的にでなければならない」と促した。

hjw@yna.co.kr