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こども東亜 韓国語原文

ソウル錦湖小学校のポク・ヘリムさん、独島・東海表記・高句麗史などの是正に率先

2004年02月12日(木) 18:42

東海の日本海表記、日本との独島紛争に続き、最近中国が高句麗史を編入しようとしている中、ソウルのある小学生が韓国を正しく知らせるインターネット外交使節団として猛活躍していて話題になっている。 ソウル錦湖小学校6年5組、ポク・ヘリムさんがその主人公だ。

ポクさんが韓国広報コンパニオンとして活動するようになったのは、昨年4月、宿題をしようとインターネット・サーフィンをしていたところ偶然に立ち寄った「バンク」(VANK・www.prkorea.com) サイトが原因。 インターネットで外国人たちに韓国の歴史と文化を知らせているバンク・サイトで、全世界の大部分の教科書で半万年の韓国の歴史が中国とロシア,日本の植民地として紹介されているのを見て驚いた。

「『外国の子供の教科書で東海は日本海』、『韓国は中国と日本という鯨の間に挟まれた海老』だと載っているじゃないですか。 それで我が国のイメージがあまりにも良くないようなので『韓国広報』を始めました。」

この時からポクさんはバンク子供外交使節団に加入し、外国の子供たちに直接手紙を書いたりeメールを送ったりして、韓国の歴史を正しく知らせ始めた。 外国のペンパルサイトで1人の友人と知り合うとその友人に別の友人を紹介されるというやり方で、米国,ドイツなど30人あまりの外国の友人たちに韓国の歴史や東海・独島問題などについて説明してあげた。

憂慮した通り、大部分の外国の子供たちが東海を日本海,韓国の歴史は中国の植民地の歴史だと思っていた。 だが、ポクさんは誤った教科書を作った出版社のせいだと考え、出版社に教科書を正してくれとeメールを送り、外国の友人たちに韓国の歴史を知らせ始めた。 独島と東海が表記された地図も送ってあげた。 こうしたポクさんの努力で、外国の子供たちも韓国の歴史を正しく知るようになり、他の友人たちにも韓国の歴史を教えてあげたという手紙を受け取ったりもした。

ポクさんは「東海表記,独島問題も腹が立ちますが、中国が高句麗史を編入しようとしていることがあまりにもしゃくに障ります」とし、「今後は高句麗史問題も知らせるつもりです」と話した。

<ペ・スガン記者>bsk@donga.com