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幸四郎7年ぶり401回目からのアマデウス

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 歌舞伎俳優松本幸四郎(68)が代表作「アマデウス」を来年11月の東京・日生劇場で7年ぶりに上演することが27日、分かった。天才作曲家モーツァルトの死が宮廷楽長サリエリによる暗殺だったという疑惑を軸に展開するピーター・シェファー作の傑作舞台で、04年以来の上演となる。

 この日、日生劇場でローマの英雄カエサルを主人公にした主演舞台「カエサル」の千秋楽を迎えた幸四郎はカーテンコールで「これでやっとルビコン川を渡れたという思い。明日から新しい第1歩を踏み出します」とあいさつした。その視線の1年先にあったのが「アマデウス」再演だった。

 「『アマデウス』は20世紀のベスト戯曲と思うくらい、よく出来ている。この作品で幸四郎の現代劇という路線も生まれた」。82年に幸四郎のサリエリ、江守徹のモーツァルトで初演された。その後、モーツァルトは息子の市川染五郎に代わり、幸四郎が演出も兼ねて再演を重ね、04年公演の千秋楽で上演回数400回を達成した。「400回を区切りにするつもりはなく、いくつになっても出来る役と思っていた」。

 初演から29年。満を持しての再演で、モーツァルト役は染五郎から新キャストに代わる予定だ。「401回からとなる今度のアマデウスは初演のような新鮮な気持ちで出来る。再演の都度、お客さまも変わっていくし、新たなアマデウスのスタートにしたい」と幸四郎は話した。

 [2010年10月28日7時57分 紙面から]


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