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【スポーツ】内村航平ロンドンでは団体で金 世界選手権日本代表が帰国2010年10月27日 紙面から
世界選手権(オランダ・ロッテルダム)に出場した日本代表が26日に帰国し、都内のホテルで記者会見を開いた。日本勢初の個人総合2連覇を果たすなど計4個のメダルを獲得した内村航平(21)=日体大=は「団体で金メダルを逃したので達成感はない」と振り返り、「男子体操といえば団体。伝統を受け継ぎ、団体で金メダルを取りたい思いが非常に大きい」と語った。 左肩痛に悩まされながら、圧倒的な実力差を見せつけた。団体総合こそ「ぼくのミスがあったから」銀メダルだったが、個人総合では独走のトップ。初出場の前回大会は手が届かなかった種目別でも床運動で銀、平行棒で銅メダルを手にした。 来年の世界体操、再来年のロンドン五輪を見すえ、「どんな選手がきてもいいように、しっかり準備したい」と意欲的。次戦は12月の全日本団体・種目別選手権。まずは激戦の疲労を癒やし、左肩の回復を最優先する。
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