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【プロ野球】内川、残留して 住生活グループ幹部が熱望2010年10月27日 紙面から
横浜買収を進める住宅設備大手「住生活グループ」傘下トステム社で準備プロジェクトのリーダーを務める溝口和美副社長(62)は26日、フリーエージェント(FA)権行使を表明した内川聖一内野手(28)について「流出阻止? それは当然ありますよ」と残留を熱望した。 溝口副社長は「選手の権利だし、口出しできない」と前置きしながらも「私は内川選手ぐらいしか知らないですからね」とスター選手の流出ピンチに危機感をあらわ。条件については「そこから先は分からない」としたが、買収が成立すれば、全力で慰留することになりそうだ。 内川がFA行使を明言したのを受け、球団も早速動いた。岡本哲司編成部長が横須賀・ベイスターズ総合練習場で内川と会談。秋季キャンプへの参加要請が主目的だったが「球団としては全力で引き留める」意向も伝えた。内川も「交渉ではないという前提の話し合いだったのですが、全力で引き留めに行くから、という話をしてもらいました」と話すなど熱意を受け止めた様子。今後は31日から鹿児島・奄美大島で行われる秋季キャンプに来月5日まで参加。その後は横浜に戻って去就について熟考していくことになりそうだ。 (臼杵秀之)
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