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同大37年ぶり春秋制覇!藤井完投 関西学生野球

2季連続24度目の優勝を決め喜ぶ同大ナイン

◆ 2季連続、24度目の優勝 ◆

 同大が立命大を下して勝ち点4とし、2年生エースの田尾安志氏(56=野球評論家)を擁した1973年以来37年ぶりとなる春秋連覇で2季連続24度目の優勝を飾った。同大は先発・藤井貴之投手(4年)が3失点完投で今季5勝目、自身通算25勝目を挙げ、最優秀選手、最優秀投手、ベストナインを獲得した。首位打者は同大・中谷良也外野手(1年)が打率・419で初受賞した。同大は11月13日から始まる明治神宮大会への出場権をかけ、同1日から始まる関西地区代表決定戦に出場する。

◆ 藤井は、最優秀選手、最優秀投手、ベストナインを獲得 ◆

 <同大4−3立命大>最後の打者を二ゴロに打ち取り、藤井は安どの表情を浮かべながら捕手の小林(3年)と抱き合った。1年春から主戦格としてフル回転した大黒柱が、名門のエース、主将の重責を担い、リーグ戦最後のマウンドで歓喜の瞬間を迎えた。

 「自分たちは春に優勝しましたが、1回だけなら“たまたま”と言われてしまう。(連覇で)チームが一回り大きくなった感じです」

 24日の1回戦で10回3失点完投勝利。中1日の疲労だけでなく、その試合中に打球の直撃を受けた左足すねに痛みが残り、この日は万全の状態ではなかった。それでも試合直前までアイシング治療を施して登板。最後まで弱みを見せなかった。

関西学生野球

[ 2010年10月27日付 ]

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