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中日・荒木、速攻劇演出だ!初回から積極的姿勢

井端(後方)と並んでトス打撃でフォームを確認する荒木

 速攻勝負で日本一だ。中日は26日、ナゴヤドームで練習し、30日から始まるロッテとの日本シリーズに備えた。鍵を握る1番打者・荒木雅博内野手(33)は「(初回を)重要視していく。(点を)取らないよりも取ることだし、1回目に集中していきたい」と第1打席から積極的に勝負する姿勢を示した。

 大一番での存在感の大きさは、日本ハムを倒した07年の日本シリーズを振り返れば明らかだ。4勝のうち3勝が初回に先制点を挙げ逃げ切ったパターンで、その3試合すべてに先頭打者として出塁し先制のホームを踏んだのが荒木だ。

 その積極性は巨人とのCSファイナルSでも健在だった。4戦のうち3戦で先頭打者ヒットを放って出塁。特に20日の第1戦では第1打席の2球目を叩いて中前打を放ち、一挙4点のきっかけをつくった。落合監督はファイナルS終了後、「あの初回の4点がすべてだったな」と振り返っている。

[ 2010年10月27日付 ]

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