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ラー油に続け!食べる「しょうゆの実」が人気

売れ行きが急増しているハナブサ醤油の「しょうゆの実」
売れ行きが急増しているハナブサ醤油の「しょうゆの実」
Photo By 共同

 山形県庄内町のハナブサ醤油が製造する「しょうゆの実」(1袋120CC、180円)の売れ行きが急増。「食べるラー油」に続く新たな“食べる調味料”として注目を集めている。

 しょうゆの実は、しょうゆ製造の過程でできる液体を搾り出す前のもろみ。大豆の歯応えが残り、しょうゆよりも甘みがあって、まろやかな風味なのが特徴。山形県や熊本県などでは昔から、ご飯にのせたり、野菜を漬けて浅漬けにしたりと食卓で親しまれていた。

 5月にテレビの情報番組で紹介されて以降、県外からの注文が増加。東京・銀座にある山形県のアンテナショップでは今年8月、1カ月で5000個以上が売れて一躍人気商品になった。

 ハナブサ醤油では1823年の創業当時から生産・販売し現在では、しょうゆを製造するたるとは別に仕込んで熟成させている。同社の8月の売り上げは昨年の約5倍。同社では生産が追いつかない状況が続き、日に何度も仕込み作業をするようになったといい「こんなに人気が出るなんて」と驚いている。

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