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蓮舫氏は仕分け参加せず…内田裕也「彼女がいたから花があった」

行政刷新会議の事業仕分け第3弾の開会式で、あいさつする蓮舫行政刷新相。左は長妻前厚労相
行政刷新会議の事業仕分け第3弾の開会式で、あいさつする蓮舫行政刷新相。左は長妻前厚労相
Photo By 共同

 国家予算の伏魔殿とも言われる特別会計の無駄をどこまで洗い出せるのか。27日始まった事業仕分け第3弾。東京・池袋の会場に乗り込んだ蓮舫行政刷新担当相は「すべての力を持って、制度そのものに切り込みたい」と意気込んだ。だが、会場は空席が目立ち、「さっぱり分からなかった」と感想を漏らす傍聴人もいた。

 トレードマークの白いスーツ姿の蓮舫氏は冒頭「まずは情報をフルオープンにする。特別会計が国民のためになっているのか」と力強くあいさつしたが、国会の日程のため仕分けには参加せず、会場を後にした。

 最初のテーマの一つは、漁船事故に備えた保険特会。仕分け人が「積立金を一般会計に移せないのか」とただしたが、省庁側は「加入者が積み立てたもので、保険契約違反になる」と抵抗、穏やかな質疑が続いた。

 相手国の事情などのため、海外投資や輸出入の代金が回収できなかった際の貿易再保険。「特別会計でやる必要は」「保険料金の設定は」。仕分け人から、矢継ぎ早に質問が繰り出された。しかし省庁側は「包括的保険料の…」「リスクをプールし」と専門的な説明を繰り返し、「もう一度、確認しますが」と議論はややかみ合わず、堂々巡りに。「議論の内容がさっぱり分からなかった」と感想を話した新宿区の無職男性(71)は「高給取りの天下りや明白な無駄遣いといった、これまでの事業仕分けとは全然違った。そもそも貿易再保険の意味が分からない」。

 傍聴に訪れたロックミュージシャンの内田裕也は蓮舫氏が不在だったことに「彼女がいたから花があった。ほかはまじめな方ばっかり」と“主役”不在に不満そうだった。

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