韓国で最も労働時間が長い地域は?

 全国16の道・市の中で労働時間が最も長い所はどこだろうか。

 雇用労働部が従業員5人以上の全国の事業所1万184カ所を調査したところ、最も労働時間が長かったのは忠清南道で、月間200時間だった。一方、最も短かったのは釜山市で174.5時間だった。忠清南道と比べ、25時間ほど少ないことになる。

 そのほか慶尚北道(197.5時間)と蔚山市(194.9時間)が長く、済州道(177時間)とソウル市(178.1時間)は短かった。

 昨年と比較すると、蔚山市(7.0%)、全羅北道(5.1%)、京畿道(4.8%)など多くのの地域で労働時間が増加したが、慶尚南道(-3.4%)、釜山(-0.4%)、忠清北道(-0.4%)、大田(-0.1%)は減少した。

 雇用労働部の関係者は、「首都圏の規制で忠清南道の産業が相対的に発達し、世宗市建設も同道の労働時間に影響を及ぼしたようだ。逆に、造船業が集中している慶尚南道が、景気の影響で労働時間が減少したとみられる」と説明した。

 また、全国の労働者の月給は平均241万4000ウォン(約17万5000円)で、最も高かったのはソウル市で270万4000ウォン(約19万6000円)だった。一方、最も低かったのは済州道で188万9000ウォン(約13万7000円)だった。

郭彰烈(クァク・チャンリョル)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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