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埼玉県入間市の扇小学校で、小学6年生の男性教諭(59)が「キス」「ハグ」などと書かれた「セクハラサイコロ」を使い、児童に罰と称してキスをしたり抱きついたりしていたことが26日、明らかになった。さらに、「殴り棒」という指示棒で児童の頭をたたくなどしていた教諭は「サービス精神でやった」と強調した。女子児童の尻や太ももに触ったと保護者からクレームが入ったが、教諭は否定しているという。
還暦間近の教諭が、サイコロでセクハラ行為を決め、約6年間もキスやハグなど連発していた。
入間市教育委員会によると、6年生のクラスを担任する男性教諭は、宿題を忘れたり、教室で騒いだ児童らにサイコロを振らせ、「キス」や「ハグ」など出た目に書かれた内容を罰として行っていた。サイコロは木製で、教諭が約6年前に作製。昨年3月まで勤務していた同市の別の小学校でも使用しており、自ら「セクハラサイコロ」と名付けていた。
サイコロの目は、鼻くそを生徒に付ける「ハナクソ」、顔と尻を触る「顔ケツタッチ」、児童のほおにつばをはく「ツバホッペ」などさまざま。なかには「先生とずっと恋人」と宣言して指切りをする「恋人指切り」という独特な?目もあった。
サイコロは全3種類。女子用は「ハナクソ」のほかは、すべて「ゆるす」で、男子から「女子に甘すぎる」と指摘されていた。
このほかにも、教諭は今年に入ってから「殴り棒」と呼ばれる木製の指示棒を携帯し、児童の頭などをたたいていた。教卓をたたいて棒が折れると、笑って喜んだ児童もいたという。
問題を訴えた保護者と小学校側は14日に話し合い、教諭は「子供が喜ぶからサービス精神でやった。嫌だと思った子もいて、反省している」と釈明。保護者は「教諭があいさつ時などに女子児童の尻や太ももに触った」と主張したが、教諭は「触っていない」と否定したという。
安中高明校長は同日、会見し「サイコロの呼び方だけでも、教員としては絶対にやってはいけないこと。深く申し訳ない気持ちだ」と謝罪。保護者からは「厳しく処分しろ」という批判の一方で「罰はよろしくない」と教諭を擁護する声も届いたという。
同校は25日に保護者会を開いて謝罪。市教委は校長、教諭を厳重注意し、今後は県教委が処分などを判断するという。
(2010年10月27日06時02分 スポーツ報知)
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