中森明菜、全公演キャンセル…「体調不良」重病か？

今年７月１３日、４５歳の誕生日にイベントに出席した中森明菜

　歌手の中森明菜（４５）が体調不良のため１２月に予定していたディナーショー１０公演をすべてキャンセルしたことが２６日、分かった。公演まで１か月以上も前のキャンセル発表だが、所属レコード会社は「体調不良としか聞いていない」と不可解なコメント。公式ホームページにも説明がなく、病状が心配される。

　いったい、明菜に何があったのか―。

　明菜は１２月１１日から２４日まで、千葉、富山、滋賀、愛知、東京、神奈川、大阪と全国７都市の高級ホテルで１０公演のディナーショーを予定。すでにチケットを発売していた。だが、この日までに、体調不良を理由に全１０公演の中止が決まった。今年はライブがなく、このディナーショーがファンに生歌を届ける機会だった。

　公演までまだ１か月以上も期間があるにもかかわらず、突然の中止。だが、ホテル側には体調不良のためとしか伝えられていないという。所属レコード会社もこの日、スポーツ報知の取材に「体調不良としか聞いていない」と、細かい病状については明かさなかった。

　体調不良が本当ならば、少なくとも全治１か月以上はかかる重病ということになるが、現在のところ明菜の公式ホームページでも出演キャンセルについての発表はない。一部では「のどにポリープのようなものができていて、それを切除する手術を行うために、しばらく声が出せなくなるのでは」という情報もある。

　明菜は昨年８月、神奈川・横浜ＢＬＩＴＺで９日間１４公演、３年ぶりとなるライブを行い歌姫の健在ぶりを証明。年末には６都市８公演のディナーショーも開催した。

　４５歳の誕生日となる７月１３日に自身初の配信限定楽曲「Ｃｒａｚｙ　Ｌｏｖｅ」を発売。同日、自身のパチンコ「ＣＲ中森明菜・歌姫伝説～恋も二度目なら～」の発表イベントに出席し、ファン１００人と誕生日をお祝い。パチンコ台について自虐的に「売れてた明菜ちゃんの時代の曲がいっぱい入っています」とＰＲし、さらにライブＤＶＤについて「暗～い内容。生きていたくないって感じ」と、ネガティブなぶっちゃけトークを連発しつつ、元気な姿を見せていた。

　◆中森　明菜（なかもり・あきな）本名同じ。１９６５年７月１３日、東京・清瀬市生まれ。４５歳。８１年１２月、日本テレビ系「スター誕生！」の決戦大会で最優秀賞を獲得し８２年５月に「スローモーション」でデビュー。８５年「ミ・アモーレ」、８６年「ＤＥＳＩＲＥ」と２年連続で日本レコード大賞受賞。９２年にはフジテレビ系「素顔のままで」にも出演。９９年にも日テレ系「ボーダー　犯罪心理捜査ファイル」に主演したが収録中の事故により胸部挫傷、肋（ろく）軟骨骨折。インフルエンザにもかかり途中降板した。