清史郎クン　７歳の名犬を尊敬「跳び箱を跳んですっごいな」

ＮＨＫスペシャル・ドラマ「さよなら、アルマ」の出演者ら Photo By 共同

　第２次大戦中に“出兵”した犬たちの実話を基に、人間との友情を描くＮＨＫスペシャル・ドラマ「さよなら、アルマ」（１２月１８日午後９時放送）の記者会見が２７日、東京都内で開かれ、主演の勝地涼、仲里依紗、加藤清史郎らが出席した。原作者は作家水野宗徳さん。

　勝地は、犬のアルマを軍犬として訓練する獣医学部の学生で、アルマが満州へ出征すると、１年後に後を追う。勝地は「『訓練を受けた犬は人に尽くすことしかできない』というせりふがあります。僕はこの作品に尽くすつもりで演じています」と引き締まった表情。

　アルマ役のシェパードは埼玉の警察犬の養成所にいた７歳のオスで、ドラマ初出演。飼い主の小学生役の加藤は「僕にもできない跳び箱を跳んで、すっごいなと尊敬しました。（互いの気持ちを）分かっている気がしてお芝居がうまくいったこともあります。僕は今日で撮影が終わりで寂しいです」と別れを惜しんだ。

[ 2010年10月27日 17:25 ]