長谷川　亡き母に告別式で勝利を約束

母・裕美子さんの遺影を手にする長谷川穂積（左） Photo By スポニチ

　２４日にがんのため死去した前ＷＢＣ世界バンタム級王者・長谷川穂積（２９＝真正）の母・裕美子さん（享年５５）の告別式が２６日、兵庫県西脇市で営まれた。

　あいさつした長谷川は「僕たちの未来は大丈夫です」と亡き母に向けて話し、２階級制覇をかけたファン・カルロス・ブルゴス（メキシコ）とのＷＢＣ世界フェザー級王座決定戦（１１月２６日、名古屋ガイシホール）に臨む決意を示した。

　一般的にゴング１カ月前は調整のピークで、そこで練習を休むのは大ダメージ。骨折した右あごも懸念材料だが「安心して天国に行ってください」と裕美子さんに勝利を約束した。練習再開の判断は長谷川に委ねられており、スパーリングは来月１日をメドに再開予定。

[ 2010年10月27日 ]