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あるか関西独立Lから初指名…俊足強肩外野手を3球団がマーク

 松商学園野球部出身で、関西独立リーグの明石レッドソルジャーズ(兵庫県)に所属している深江真登外野手(23)が28日のプロ野球(NPB)ドラフト会議で指名候補に挙がっていることが分かった。26日、明石の球団関係者が明かしたもの。

 深江は神奈川県出身。松商学園2年秋に強肩を買われて外野手から投手に転向し、翌年夏は1学年下の宮島との2本柱で5年ぶりの甲子園出場に貢献した。卒業後、龍谷大(関西六大学)へ進学したが、右ひじ故障で公式戦出場はなし。だが野球への情熱は冷めず、トライアウトを経て関西独立リーグ入り。野手としてNPB入りを目指した。

 開幕直後から遠投110メートル、50メートル5秒65の高い身体能力を生かし右翼手、1、3番打者として明石の中心選手に定着。今季は同リーグで打率・335は2位、出塁率・408、25盗塁、長打率・406はそれぞれ5位の成績を残した。シーズン序盤から多くのスカウトが注目。関係者によるとオリックス、横浜、広島などが強い関心を持っているという。

 明石の大村節二代表取締役(72)は「思いをかなえるために一生懸命頑張っている。足と肩は凄い。モノが違います。すぐ使えると言ってくれるファームのコーチもいます」と、2年目を迎えたリーグから初のNPB入りに期待を込めた。

 スポーツニッポン長野支局の電話取材に対して深江は「大学で不完全燃焼だったので独立リーグに入った。まだ指名されるか分からない。期待と不安が半々です。プロに行ったらあこがれのイチローさんのようにバランスの取れた選手を目指したい」と語った。

 9月の公式戦終了後は母校の龍谷大で練習。28日のドラフト当日は球団側が用意した明石市内のホテルで吉報を待つ。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年10月27日 16:04 ]

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