プロ5年目の石川選手。
以前は“イケメン”特集で取材をさせて頂きましたが、今回は、野球の事をたっぷりと伺いました。 (取材日5月12日) 悔しさがバネになった…
〜今試合に出ていて楽しいのでは?〜 「そうですね、充実していますね。開幕当初はスタメンを逃しましたから。(どんな気持ちで試合をみてた?)勝って欲しいって気持ちはあったけど、正直、複雑な気持ちでしたね。みんなライバルですからね。僕もグラウンドに立って戦いたかった。同い年のルーキーたちも注目されていたんで!! でも逆にすごく燃えてきて、負けないぞ! っていう気持ちが更に湧いてきました。『悔しさをバネに!!』って言葉がありますよね。僕はそういう言葉を信じてなかったんですけど、その時ばかりは本当に悔しかったんですよ。(それが力に変わった?)そうですね!! その悔しさを忘れないようにしたいです」 村田さんや内川さんとは役割が違うので…
〜今はスタメンにすっかり定着ですね!!〜 「いや、まだ僕は定着したとは思ってないです。今の状態を一年間続けられるように、満足することなく練習をやるだけです。出塁率をあげたり、盗塁をもっとしたいです! 僕ら1・2番や下位の打線がしっかりつなげば、3〜6番の打線が返してくれますから! どれだけ塁に出られるかが僕の仕事です。村田さんや内川さんとは違った役割だから、足を使った攻撃が必要かなと思っています!」 とりあえず今は勢いで!!
〜盗塁は現在セ・リーグ上位ですね!!〜 「この選手は走る! と警戒されている中で走るのは、やり甲斐があります。よく『走る(盗塁)のは勇気』と言いますよね。とりあえず今は勢いでいっちゃおうかなって。ずっと勢いだけじゃ駄目だと思いますけど。いろんな状況で次の塁を狙っていきたいです。具体的な目標は30盗塁。それを目標に自主トレやキャンプでもランニングフォームの矯正などをしてきました。でも実際試合に出てやってみないとわからないですからね。今は、試合に出させてもらっている事に感謝しながら、思い切ってやっていくだけです」 バッティングフォームも改造中
〜バッティングフォームを変えました?〜 「活躍している先輩方に話を聞いて試しています。そのアドバイス通りやってみたら、ハマりました。ミーティングの時にいろんな方のビデオを観るんですよ。調子のいい選手の姿勢は、みんな背筋が真っ直ぐなんですよね。理由を聞いたら、アウトコースのボール球とか低めの球を振らなくなるからだって。それから背筋を伸ばすようにしているんです。…少しずつ調子が上がってきました!!」 ラッキーカラーはオレンジ色♪
〜石川ファンも増えてきましたね!!〜 「もっと増えて欲しいですね。実は野球以外にも、見て欲しい所があって…。例えば、ユニフォームの着こなし。こだわってるんです!! あえてピッタリ目のサイズを選んで、今はオールドスタイル(靴下を上げるスタイル)が多いですね。見た目も大事っていうか…(笑)。リストバンドはオレンジ色。僕の今年のラッキーカラーなんで!! 毎試合、ユニフォームの着こなしも楽しみにしてください!」 タケちゃん♪
〜ファンの声援は届いている?〜 「最近女性ファンから『タケちゃん』って呼ばれるんですよ。でももうそういう年でもないじゃないですか」 (白井)『え〜〜〜〜!?』 (石川)『だってもう今年23歳ですよ』 (白井)『カチ〜ン(怒)!!』 (石川)『ニヤリ』 「そうやって多くの方に声援を頂けたら嬉しくてにやけちゃいます。でも、もっとスタジアムがお客さんで一杯になって欲しいんです。とにかくファンが増えるように頑張ります」 (石川)『何をしたら増えるんですかね?』 (白井)『……活躍!?』 (石川)『やっぱりそこ?(笑)。頑張ります!!』 〜感想〜
「すっかりプロの貫禄がでてきた石川選手。まだ線が細く、1軍2軍を行ったり来たりしていた頃を知る私としては嬉しい限り!! スタメンに定着しつつあり、自信をつけてきたんだと感じました。『試合に出られる事に感謝しながら自分のやれる事を思い切ってやるだけ』と話す石川選手。試合中でも他チームの選手に盗塁やバッティングのコツを可能な限り質問して、先輩方の技を盗もうとしているそうです。練習中に報道陣に声をかけられる事も多くなり、注目度が確実に上がっています。練習後にファンサービスを行なう姿にプロとしての自覚も感じます。“爽やかイケメン”だけではなく、プレーも注目され、これから益々の活躍が期待される選手です♪」 |